ライブに行く、ライブをするときに思うこと。

どうもギター弾いてるカールです。今回は少し短めなお話。昨今某コロナウイルスの影響でライブを行う、ライブを見に行くということがなくなってる方も多いと思います。実際筆者もライブが中止、見に行こうとしたライブが中止になったりと厳しい状況です。変わらず生活しているはずが少し穴が開いたような気がします。
そんな中でではありますがこの一連の状況が終息、落ち着いてきたらぜひとも試してもらいたいものがあるので紹介させていただきます!筆者はいつも使っていますがまた活躍してくれる日が来るのを願って今日もブログを書いています!
耳栓
はいこの一言です。ライブって音がデカいじゃないですか?
そこで活躍するのが耳栓です!
筆者自身かなりの頻度で耳栓を使用しています。大きな音を浴びるというのは非常に楽しいのですが、ここはひとつ僕の話を聞いていただければと思います。
大きな音の耳の影響
さて医学的なことはわかりませんが、大きな音を聞き続けるとどうなると思いますか?多くの方がご存じかと思いますが耳に言い分けないですよね?大きな音を聞き続けると耳が「キーーーン」と耳鳴りがする方も多いはず。これは耳の中の細胞が壊れている、疲れている時に起こるそうです。
ここからが重要なのが一度壊れた耳の細胞は治らない。ということです。
さてそんな繊細な耳をですね、長時間大きな音にさらすのがライブ。
もちろんライブならではの迫力、生感はあの大きな音ありきかと思います。ですが大事な耳です。壊れてしまっては音楽自体が聴けなくなってしまいます。当然年齢とともに耳の聞こえる帯域、高い部分、低い部分が狭くはなります。ただライブ等で大きな音を聞き続けるとその衰えが早くなってします。僕自身多少耳の衰えを感じますが、耳栓を使用し始めてからは翌日以降も聞こえてくる音がとてもクリアーなので日常的に音楽を聴く、演奏される方は増すとかと思います。
以上のことを踏まえても耳栓を着用してライブを楽しむ意義があるのかなぁと思います。
おすすめな耳栓、注意点
さてここからはおすすめな耳栓、また演奏される方は着用時に少し注意した方がいいと思う部分があるので紹介していきます。

さてこちらの耳栓。価格が¥4,380くらい...
高いですよね(笑)ですがこちらの耳栓当然ですがかなりいいです!
もとはドラマー用に開発されたものですが、タイトル通りデカい音用に開発された耳栓です。
筆者はギターを弾くとき、ライブを見るときに基本的にこの耳栓をつけています。おすすめポイントをまとめていきますね。
またその他の耳栓にも言えることも含むのでぜひ参考にしてください!
耳栓をつけていない時との違いが少ない。
一つ目はなんといってもこれに限ります。耳栓をつけるとよく起きる現象が高い帯域がゴソっとなくなるんですよ。モワッとするような、遠くにあるような。ただこの耳栓は違います。確かに高い帯域(シンバルやギターの倍音成分)がきこえづらくなりますが、他の耳栓に比べればその帯域がなくなるというよりは小さくなる程度です。
周りの音が聞きやすい
さて次はこちらです。演奏している時に限りますが、あまりにも高い帯域は耳に悪影響ですし耳を傷める原因になります。そのため耳栓は高い帯域をカットする方向に作られています。高い帯域がないため耳に入る情報はちょうどいい帯域なので周りの音がよく聞こえます。また自分自身の音がほかの音(ドラムのシンバルやベースの低音)と被らないので自分のギターの芯の部分がよく聞こえます。
ライブを見ている時もそれぞれのパートの音が聞きやすい
こちらは実際にやってるときと同じことですが、ライブを見ている時も全体の音が非常によく聞こえます。一体感を感じられます。しかし今までの個人的な見解を言いますと、ギターは少し小さく聞こえます...
ただボーカルは何を言っているのかよく聞こえますし、ベースやギターの細かいところまでよく聞こえるので聞いてる側はとても勉強になります。
注意点:音作りは耳栓なしの状態から
さてここからは少し注意点になります。耳栓をしている時によく起こる現象が音作りです。
筆者はまず音作りを始めるときに耳栓を外します。
なぜかというとですね、耳栓をしたまま音作りをすると高い帯域、ハイが出すぎになる傾向にあるからです。
耳栓はいかに精度がいいからといっても当然高い帯域はカットされています。ギターの音作りの中で高い帯域はとても大事です。ですがカットされている帯域を大きくしてしまうと実際のサウンドはシャビシャビといいますかキンキンになってしまうことが多々あります。せっかく耳栓をしているのに周りの方に迷惑かけてたら意味ないですよね…
なので耳栓をつける前に少し小さめの音で音作りをするといいかなと思います。
注意点2:音が大きすぎる
また同じ理由で耳栓をつけているのに聞こえないからといって自分の音を大きくしすぎる、ということも多々あります。
基本的には少し小さいかな?ぐらいがちょうどいいです。
ライブハウスにもよりますが少し小さいくらいが全体で言うとちょうどいいけどまだゆとりがある。という状態がほとんどです。
ニュアンスや細かいところは適度に上げ下げできると思います。周りやPAさんに確認しながら音量を調節しましょう。
耳栓を活用してよいライブ人生を
さて今回は音楽関係ではないですけど音楽をするうえで大事な耳について書いていきました。
僕の周りの方でも難聴の方がいます。多いのはドラムの方です。また海外の伝説的なアーティストも難聴に苦しんでる方が多くいる印象です。ここ数年で耳栓を進める海外アーティストが増えてるのもそういう影響ですかね?イヤモニ等のシステムも導入されていますが、アマチュアの方や小規模なライブハウスではあまり現実的ではないですね、あと高い...
いまだにギターはデカいほうがいいと勘違いしている方が多いです。PAシステムがある現在過剰な大音量は意味がないです。もちろん普段よりも大きい音は気持ちいですが耳をしっかりと守って演奏する側も見に行く側もよいライブ人生を送っていただければ幸いです。
それではまた次回
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