エレキギターの弦の太さに1つの答えを その2

どうもカールです。前回紹介した弦に関する超個人的な見解の続きです。
前回の記事はこちら
さて今回お話しするのは太い弦から細い弦に変えたことによる音の変化と改善点、右手のピッキングの変化について書いていこうと思います。
左手に負担の少ない細い弦を使う。
前回お話しした内容を簡単に説明すると手に負担のかからない細い弦を使うということです。ロングスケールなら10や11の弦をつかうより09の弦や095の弦を使うことでリラックスして弾けるので速弾きやチョーキングを多用しても手が疲れづらいですね。
音は変わります
これは多くの記事でも書かれていることですが音は必ず変わります。確かに細い弦に変えるとちょっと頼りなく感じます。しかしこれはアンプ等の設定でも当然補えます。ただ筆者が感じた一番変化するポイントは
ピックアップの高さを上げることです。
ピックアップは声で言うマイク
ピックアップのお話になってしまいますが、ピックアップは高さで音の変化が起こります。主に音量と音域の変化です。
声に例えてみましょう。歌を歌ったりスピーチをするときにマイクを使ったりしますが近いとより大きく、話すと小さくなりますよね?ピックアップも同じです。
さて弦の話に戻りますが
弦が細い→音が小さい
弦が太い→音が大きい
ということになるので、弦が細くなったらマイクであるピックアップを知被ければよいのです。これによりアンプの音量やイコライザーを大きく変える必要性がなくなります。またピックアップが近づくのでピックアップの魅力を十分につたえられます。
ピッキングの強弱の幅が広がる
さて前回までチョーキングや速弾き等の左手の話をしていましたが今回は右手にも言及していきます。
右手も太い弦に比べればよりリラックスして弾けますが、逆に言うとリラックスして弾かないと弦が暴れて弾きづらく感じます。
なので最初は慣れないかもしれませんがこれは対策法があります。
- ピックを薄いものに変える
- ピックを持つ力を今まで以上に軽くする
この二点が最初に取り組めるものかなと思います。ピックを薄くする利点はピック自体が弦に負けやすくなるので速弾き等での観点から見れば弦が暴れなくコントロールしやすいです。
ピックを持つ力を軽くするというのはダイナミクスの観点からみても大きな利点があります。
細い弦でも太い弦でも一番大きい音は決まってます。アンプから出る以上はそれ以上の音は出ません。なので逆に小さい方にフォーカスしてみましょう。そうすれば太い弦を張ってるときに比べて力を抜くことになると思います。これがリラックスにつながるので結果だ今ミクスレンジが広がりより表情豊かなギターにつながります。ピックアップが近づく分より小さい音を拾うのも利点ですね!
何度も言うが多少違和感があっても力を使わなくていいくらいの細さにしましょう
さて前回に続き今回も個人的な見解満載ですが。僕自身無理して10-46の弦を張っていたのを多少後悔する結果になったので皆さんも好きなアーティストが使ってるからとか細い弦は軟弱と変な考えは捨てて自分の体に合った弦を使いましょう!
音はそのあとに必ず付いてきます。まずは1週間弾き続けてみましょう。必ず変わります。
それではまた次回!
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