ギターの指板上の音階(ドレミ…)を覚える理由とメリット

どうもカールです。今回のテーマは指板上の音階についてです。
ギターを弾く際になんとなく押さえている弦、フレットには当たり前ですがドレミファソラシドが存在します。
ただピアノのように規則正しく鍵盤が並んでいないのでギターの場合どうしてもドレミファソラシドが見えづらいかと思います。
そこで今回は実際に指板上でドレミファソラシドがどう並んでいるのか、また覚えて何かいいことがあるのか?というの2つをまとめていきたいともいます。
実践的で楽器の演奏においてとても重要なことの1つになりますので是非普段の練習の時に意識できるようになればと思います。
指板上の音について。
今回のテーマである指板上の音ですがまずどいうことかといいますと指板は弦が6本、フレットが21~24フレットあります。それに対してそれぞれ音階が割り当てられています。例えば…
- 6弦の5フレットはA(ラ)
- 5弦の3フレットはC(ド)
という風に今回の場合レギュラーチューニング時の音階ですが上記のように音階としても表せるということになります。
とりあえずどんな音があるか見てみましょう
まずは指板上のドレミを見ていきます。
今回は6弦と5弦のドレミファソラシドを見ていきましょう。
6弦の場合(シャープ、フラットなし)

6弦の場合レギュラーチューニングで開放弦がE(ミ)です
そこからシャープやフラットを置いておいた場合ドレミファソラシドがこんな感じで音階が並んでいます。
パッと見ただけですべての音を把握するのは時間が掛かりますのでまずは1,2か所目星をつけてみるといいと思います。
筆者の場合GとAを最初に覚えた記憶があります。
5弦の場合

5弦の場合は開放弦がA(ラ)です。5弦の3フレットにC(ド)がありますね。ここから指板図を参考に進んでいけばドレミファソラシドとなるのです。
6弦と5弦を覚えることがギターの指板上の音を覚えるための最初の一歩かと思います。
指板上の音を覚えるメリット
さて今回のここからが本題ですが指板上の音を覚えたらどんなメリットがあるのか?
という点についてまとめていきます。
指板上の音を覚えることで次のようなメリットがあると筆者は考えています
- 弾きたいコードが弾ける
- あらゆるポジションで同じコードが弾ける
- スケールも好きな位置で弾ける
- インターバルが見えるようになる
コードが見えるようになる
さてコードというものは様々な形がありますがギターの場合同じ形でも音階を変更するだけでコードが変わります。
例えば6弦1フレットがルートのFというコードを6弦5フレットまで同じ形でずらせばそれはもうAというコードになっています。
ここのフォームを覚えるのが大変ですが覚えてしまえばあとは好きなルートに変えるだけでそのコードになってしまいます。
ということは高い位置でも低い位置でも同じコードが弾けてしまいますね!
スケールも見えてくる
スケールでも同じです。ルートさえ把握してポジションやフォームを覚えていれば弾きたいルートのスケールが弾けます。
インターバルが見える
インターバルとは、特定のルートから見たほか音(ノート)の距離。
の事を言います。音楽理論的な話なので詳しくは音楽理論のほうで書きますが基本的にはこちらも指板上の音階がわかっていれば見えるようになります。
覚えて損することは何もない。
さて今回は指板上の音を覚えることについてだらだらと書いていきました。覚えるのは大変かもしれません。ですが少しずつでもいいので覚えていけば必ず役に立ちます。必ずです。そして覚えようとする行為はギターに対してちゃんと向き合う癖につながります。覚えるのはどれだけ時間がかかってもいいのでぜひ試してみてください。
この努力は無駄になりません。
それではまた次回!
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