ギターのピッキングはアップが大事!上達法を5つ紹介

どうもカールです。
アップピッキングについて語っていきたいと思います。
ギターを演奏するにあったって必ず登場するアップピッキングですが初心者を中心に感覚が上手くつ方が多い印象です。
そこで今回はなぜアップピッキングが難しいのか?
アップを鍛えるにはどうしたらいいのか?
という2つを詳しく解説していきたいと思います。
- 1. 人体構造上アップピッキングはダウンより弱い
- 2. 速くなればなるほどアップがもたる
- 3. ギターの演奏で大事なアップピッキングの上達法
- 4. 練習をするにあたっての注意点
- 5. アップピッキング上達法1:アップだけで弾く
- 6. アップピッキング上達法2:オルタネートで弾くけどアップにアクセントをつける
- 7. アップピッキング上達法3:テンポ60の8分でオルタネート。ただしアップにアクセントをつける
- 8. アップピッキング上達法4:ダウンを空ピッキングする
- 9. アップピッキング上達法5:1~4までの練習のテンポを上げていく
- 10. アップピッキング上達法6:スケールを弾いてみる
- 11. アップがしっかりできれば演奏の幅、クオリティは広がる
人体構造上アップピッキングはダウンより弱い
何気なく弾いている中で感じたことがあるかもいるかもしれません。
ダウンピッキングは重力に逆らわない自然な動きができます。また腕の回転をちゃんと利用できるので自然と弾けることが多いです。
反対にアップピッキングを考えてみましょう、重力に逆らい、また手首を返すように弾かないといけないですね。
これは人体構造上どうしても起こってしまう現象です。
速くなればなるほどアップがもたる
ただでさえダウンよりも労力いるアップピッキングですが速くなればなるほどその差は広がります。
これは上記でも書いたように、人体構造上どうしようもないことです。しかしいくら人体構造上とはいえその差が埋まらなくてはダウンが速くてアップが遅いバラバラなピッキングになってしまいますね。
ギターの演奏で大事なアップピッキングの上達法
そんなどうしても遅れてしまい、弱くなってしまうアップピッキングですがギターの演奏では裏拍、アクセントなど様々な場面でアップピッキングが演奏の大事な部分を担います。
せっかくかっこいい演奏もアップがしょぼいともったいないです。
そこで今回はできる限りダウンとアップの差を埋める練習法、考え方を紹介していきます!
練習をするにあたっての注意点
演奏に入る前に注意点です
速くなるとどうしても肘の屈伸で弾いてしまう人が多いです。
悪いことではないですが、アップを鍛えるならやめましょう。ゆっくりでいいので手首の回転が重要です。
アップピッキング上達法1:アップだけで弾く
まずはここから始めましょう
弾く音は何でもいいです。試しに5弦の3フレット、Cの音でやってみてください。
これをテンポ60の四分音符で弾いてみます。
アップピッキング上達法2:オルタネートで弾くけどアップにアクセントをつける
さてここから練習っぽくなってまいります。今度はオルタネートで弾きます。
ダウン、アップ、ダウン、アップと
ここで大事なのがアップでアクセントをつけることです
ダウンにアクセントが行きがちですが、アップに意識を持って行ってください。
アクセントのつけ方はピックを少し強く握ることです!最初は強めに、派手に、大げさにやってみましょう。
これもテンポ60の4分音符からやってみましょう。
アップピッキング上達法3:テンポ60の8分でオルタネート。ただしアップにアクセントをつける
さてここから速くなります。テンポ60の8分音符をオルタネートで弾いてみてください。ここでもアクセントはアップです。
8分音符で弾くとクリックのならないところ(8分の裏とも言いますね)にアクセントがきます。
焦らず単音でアップを意識しながらやりましょう。
アップピッキング上達法4:ダウンを空ピッキングする
さてここから少し変わってきます。8分音符で弾きながら今度はダウンを空ピッキングしながら弾きます。裏拍だけ弾くことになります。
ここでもテンポは60のままやりましょう。
アップピッキング上達法5:1~4までの練習のテンポを上げていく
さてここまでできればあとはテンポを上げていきましょう。最終目標は100にしましょうか。いければどこまでも行ってください(笑)
ここで注意してほしいのは弾けることよりもアップに意識を持つことです
アップの意識ができないテンポでの練習はただのパターン練習です。アップの意識を持てるテンポで練習しましょう。
アップピッキング上達法6:スケールを弾いてみる
さてある程度慣れてきたらスケールを弾いてみましょう。テンポは一度戻して60の8分です。
ここまでできればアップの意識が自然とついてくるのであまりフォーカスしなくても自然と体が覚えてくれます
アップがしっかりできれば演奏の幅、クオリティは広がる
さて今回はアップピッキングについて話していきました。なんとなく弾いてるオルタネートやフレーズ、皆さん少しだけ意識すれば必ず良くなります。
オルタネートが苦手な方に多いのがアップが弱いということです。最初はできないかもしれませんが、少し大げさでもいいのでしっかりアップしましょう。
リズムが良くなります!
それではまた次回!
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