レガートが苦手な方が意識できていない事と改善する方法

どうもカールです。今回はレガートについて語っていきます。ギターの奏法に置いて頻繁に出てくるのが、ハンマリングとプルオフです。
これらの奏法を組み合わせてピックを使わないで弾くのがレガートといわれるものですが、いかんせんうまくいかないことが多いです。
しかし苦手な方やなかなか上手く行かない方でもある事を意識していけば確実に上手くなります。
ギターの奏法において確実にやるである奏法なので上手くいかないよって方は是非今回の小話を見ていただきたい次第です。
レガートの肝はリズム
ハンマリング、プルオフという奏法はそもそも1音目をピッキングした後は弾かないというのが常です。もちろん例外はありますが
ハンマリング、プリングは基本的に左手のリズムがすべてです。
レガートが上手くいかに人に意識してほしいのはずばり【リズム】です。
弦を押さえる方の力が強いとレガートはうまいのか?
確かに間違いではないですが、個人的にはそれよりもリズムが大事な気がします。
正しく16分や6連符が弾けてなければ結局力があっても弾けてないのと一緒です。
つまりいかにリズムよく弾けるかです。
勢いだけのレガートもありますがそれはリズムよく弾けている人がニュアンスや崩しであえて入れているだけです。根本が弾けてない方がやるレガートは結局弾けてないのと変わりありません。
なぜリズムが悪くなるのか
さて本題です。リズムが良くないと意味がないわけではないですが、リズム感がないとうまくならないのは変わりありません。
このリズムが悪くなるのはなぜか?
理由は
プルが遅い
これにつきます。
人体構造上、必ずプリングは弱い
アップピッキング同様ハンマリングよりプルオフの方が弱いです
このギャップがリズムに影響を与えます。
ダウンは弾けてるのにアップは遅い。それだけの話です。
確かに力があれば解消されるかもしれませんが、根本的にプルが弱いと実感できてなければリズムは悪いままです
ハンマリングは走りやすい
対してハンマリングはみんな自信があるのでリズムより前へ前へと走りやすくなります。
こうなってしまったらハンマリングとプリングの正しいリズムとは離れ離れです。うまくなるわけがない。
ということでレガートがうまくなるために大事なことを今から書いていきます。
まずはプルを鍛える
まずはプルが弱いという事実に向き合っていいただくために徹底的にプリングしてみてください
フレーズはなんでいいです。
最初は行けると思ってもすぐにつらくなります。
よく言う手がツリそうになる感覚です。こうなると思ってるプルとは別感覚、リズムになってしまいます。
ただこれに関してはひたすらプリングするしか成長しません。
遅くなってしまっても、正しく弾けなくてもとにかくプルし続ける!これがリズムよく、正しくレガートするためのポイントです
ハンマリングこそメトロノームで正確にゆっくり丁寧に!
さてお次はハンマリングのお話です。
ハンマリングで大事なのはメトロノームに合わせて確実に合わせることです。
ハンマリングが走りやすいのは上記で書いた通りですが、基本的に手の構造上ハンマリングは楽にできます。
楽にできると走りやすいです
なのでゆっくりなテンポで正しくハンマリングする練習が一番効果的です。
レガートは演奏にゆとりを与える
さて今回はレガートについて書いていきましたが、レガートというものはハンマリングとプルオフの連続です。
正しいリズムで弾ければ演奏時にピッキング以外のアイディアが生まれゆとりができます。
何も常に左手で押さえて右手で弾くだけじゃないんですよ。
意外とバッキングなんかでも出てきます。
だからこそ正しいリズムが必要ですね。
地味な練習が必要ですがギターを演奏する上でとても大事な要素の一つだと思うのでぜひ取り入れてみてください!それではまた次回!
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