【速弾きと年齢】速弾きは若い時から始めないとできないのか?
- 2020.12.22
- 速弾き

どうもカールです。今回は速弾きと年齢と年齢について書いていきたいと思います。
よく言われるのが速弾きは若いうちからやらないとできない。
年齢を重ねてからは無理
なんてことを言う方がいます。
今回はそんな疑問に筆者個人の意見を簡単にまとめていけたらなと思います。
年齢を重ねてらは速く弾けないのか?
さて今回のテーマですが結論から言うと
半分正解で半分間違いです。
ある程度の速さならいくつになっても可能です。もちろん若いころからやっている方が有利かもしれません。
しかし速さに限界はあるものの速く弾くこと自体はいくつになっても可能です。活躍している著名なアーティストでも気づけば60後半なのにバリバリ速く弾いたりしています。
さて具体的になぜそのようなことが可能なのかを今回は二つ書いていきたいと思います。
1:速弾きはそもそもセンスではなく持久力
若い方が持久力はあります。それは間違いないですしかし年齢を重ねても持久力の衰えない方はいます。また衰えても若い方に負けないくらい元気な方も沢山います。
ギター弾くうえで必要な筋肉は主に持久力です。これが鍛えれれば速弾きはできます。瞬間的な筋肉は人間衰えやすいですが持久力さえあれば長時間速く弾くことも可能です。
マラソンでも絶対的に速いのは20代~30代ですがシニアでも輝かしい記録を残す方はいます。
野球でも40歳を過ぎても活躍する選手はいます。
もちろん瞬発的なプレーは無理かもしれませんが持続力は必ずあります。その持続力を徹底的に鍛えることで速弾きは可能になります。
2:ギターに必要な力はそこまで多くない
続いてはこちらです。具体的に力は必要なので若いうちの方が何でも弾けることは間違いありませんが、年齢を重ねても必要な力が備わっていれば問題ないのです。またギターで使用する筋肉は上半身でも腕周辺のみです。
また筋トレのように上腕を鍛えたりするようなものではないのでしっかりギターに必要な筋肉を鍛えてあげれば速く弾くことは可能です。
時間はかかるがある程度の速度までは誰でも可能
さて上記二つの主な理由でギターで速弾きするのに年齢はある程度関係ないといえます。もちろんものすごい速いのは無理です。これは若い方でもセンスや肉体的限界があります。できる人とできない人が根本的に存在するのです。しかし多くのポピュラーミュージックで聞ける速いフレーズはいくつになっても弾けます。なので速弾きを始めるのに速いも遅いもないのです。
時間は若い子たちに比べればかかりますが、必ず弾けるようになります。
30代半ば~40代の伸びしろを目の当たりにした筆者の意見
さて筆者は普段音楽学校でレッスンを行ったりしています。その中での年齢層は様々で10代~60代まで幅広いです。その中で一番練習してくるのはどの年齢層だと思いますか?
答えは上記に書いた30代半ば~40代の方たちです。まず皆さんギターを弾くことを楽しんでいます。そして常に疑問を持って練習に臨んでいます。
どちらかというとそういう方たちは若い子たちに比べれば速く弾けません。しかしかなり難しいフレーズも次のレッスンまでに上達した状態で来るのです。
つまりいくつになっても正しい努力は裏切りません。
常に持久力との勝負かもしれませんがそこをしっかりと鍛えればいくつになっても必ず結果となって現れます。僕はその手助けをしているにすぎません。
やはり基礎練習が大事
さて今回は速弾きって若い時からじゃないと無理なのか?という点について書いていきました。
結論いくつでもできます。
しかし年齢が上がるたびに衰える速度は速くなります。なので地道な基礎練習でしっかり持久力を維持するのが大事になってきます。
地道ではありますが速く弾く以外にも必要な要素がたくさんあるので基礎練習はしっかり行ってよい速弾きライフを送っていただければと思います!
それではまた次回!!
筆者であるカールはオンライン、対面でのレッスン生を絶賛募集中です。
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