【ギターコード練習】メジャー7thを弾いてみよう!

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どうもカールです。今回のテーマは速弾きしかできない筆者もおしゃれになりたいと思ってフォームを覚え、ひたすら手になじむまで弾きまくっていた7thコードを紹介していきたいと思います。

基本となる4つの7thコードを1つづつ紹介していきます。

今回はMa7th(メジャー7th)です。

メジャー7thの押さえ方は無駄が多いものが紹介されがち

【ギター メジャー7th】と検索すると押さえ方がすぐ出てくる現代ですがよく見かける押さえ方がこんな感じ

この押さえ方が間違いではないのですが無駄が多いので今回の記事では基本的にジャズやスタジオミュージシャンが使用しているものと同じ必要な音だけをまとめたものを記載していきます。

6弦ルートのメジャー7th

さてまずは6弦ルートのメジャー7thコードです。よく使われる表記は【Ma7】や【△7】です。ルートは6弦8フレットのCで見ていきたいと思います。

最初にある押さえ方に比べて5弦と1弦を省略しています。

は少し戸惑うかもしれませんがRを人差し指で押さえて残りのポジションは下記の通り押さえてみましょう

慣れるまで時間が掛かるかもしれませんが弾き語りや流行りのネオソウルなんかでも使われるコードです。おしゃれギターへの第一歩として練習してみましょう!

5弦ルートのメジャー7thコード①

続いては5弦ルートのMa7thです

こちらはAのフォームで弾いているものですが結構見かけることも多いのではないでしょうか?Ma7thを押せてと言われたらこの形で押さえる人が多いかもしれませんね。

この5弦ルートの押さえ方とと先ほど紹介して6弦ルートの押さえ方を覚えればまずコードチェンジの際に同じフォームしか覚えていない…となって無理やり同じ形のまま移動してすごい距離を横移動するなんてことは減ると思います。

ちなみに押さえ方は

バレーコードになるので少し難しいですがかなり使用頻度が高いので是非弾いてみましょう!

5弦ルートのメジャー7thコード②

さて続いても5弦ルートです。

あまり紹介されることがないのですが響きもよくてかなり使えるMa7thコードです

CAGEDシステムで言うところのCのフォームに近いです。

このフォームは押さえ方などであまり書かれることがないのですが音階の並び(ボイシング)がきれいなので上記で紹介した2つの押さえ方とは響きが異なります。筆者はこの押さえ方の響きが好きで結構多用します。

押さえ方は

Cの場合開放弦ですが、他のルートで弾く場合は人差し指で1,2,3弦をセーハーします。基本はRを小指、Ma3rdの位置(薬と書いてあるところ)を薬指で押さえますが薬指、中指で押さえる時も場合によってはあるので頭の片隅にでも入れておいてください。

同じMaj7thでも押さえ方によって響きが変わります。

上記2つでも充分演奏になりますがフレーズやコードのアイディアとして覚えていると役に立つと思いますのでこちらの押さえ方も覚えておきましょう。

4弦ルートのMa7thコード①

続いては4弦ルートでのMa7thコードです

こちらも汎用性の高い押さえ方ですが特にカッティングやソロギターなどで使われていることが多い印象です。

4弦ルートなので5,6弦のミュートに気をつけましょう。

あまり出番がないように見えますが使い勝手がいいのでぜひ覚えておきましょう。速弾きでも十分使えます。押さえ方は

薬指でセーハーする感じですね

ソロギターなどでメロディも同時に弾く際や高いポジションでのアルペジオやカッティングなどで使われることの多い4弦ルートの押さえ方、ツインギターなどで相方さんと被らないように弾くときなどにこちらのコードは使いやすいと思いますのでリードギターの方などは是非覚えておきましょう!

4弦ルートのMa7thコード②

さて今回のテーマ最後のコードです。

このフォームは最初に紹介した6弦ルートの押さえ方の高音弦部分を強調したものになります。

音階(ボイシング)がきれいに並んでいますのでこちらも使い勝手がいいです。4弦ルートと同じでカッティングなどで使われています。

ソロ等で経過音としても使えるのでぜひ覚えましょう!

押さえ方は

全指使いますが押さえるとそこまで難しくないと思います。

無理なフォームではないので意外とすぐに慣れると思います。

ルート感が薄いなと感じたら親指でルートを押さえるなどしてみるのもいいかもしれませんね。

7thコードは使用頻度高めです!

さて今回はMa7thのコードを紹介していきました。7thコードは3和音にさらに7度の音を追加したものです。3和音に比べて響きが複雑になり個人的にはストレートに元気!という感じがしすぎず、明るいのに少し哀愁がある大人な感じがします。

途中にも書いていますがネオソウルやシティポップなどのジャンルでは必ずと言っていいほど出てくるコードです。

ロックやメタル以外のジャンルに興味のある方はまず7thコードにトライしてみてはいかがでしょうか?

なんとなく一人で弾いていても楽しくなるはずです!

それではまた次回!!