ギターの個体差って何?自分に合ったギターを買う方法
- 2021.01.23
- 機材系

どうもカールです。今回のテーマはギターの個体差についてです。ギターは多くの場合木でできているので厳密には1本1本が違います。基本同じ形のものは同じ傾向にはありますがその辺の解説も含めて書いていこうと思います。
そもそも個体差とは
ギターにはいろんな形がありますよね。ストラト、テレキャス、レスポール…
このようにシェイプやピックアップの配列等が異なるものは根本的に音や触り心地が違います。
しかし同じストラトでも使用している材が違うことにより音のキャラ、傾向が変わってくることがあります。
こちらの動画では同じギターでもボディー材の違いでどのように音が変わるかを検証しています。
さて上記に書いたものは個体差ではありません。
では個体差とは?厳密には異なるかもしれませんが、筆者の意見も織り交ぜながら書いていくと
- 全く同じ仕様であること
- 同じピックアップ配列であること
- 同じメーカーであること
- 出来ればモデル名も同じであること
という点になるかと思います。
同じ仕様であること
同じ仕様であるというのはストラトキャスターならストラトキャスター。テレキャスターならテレキャスターというように比較対象の形や木材が同じということです。色はまぁそこまでこだわらなくていいでしょう。よくあるのが

フェンダーのように複数の色で出しているもが使用が同じといえます。違うのは色だけですね。
またピックアップ配列もなるだけ同じだといいと思います。特にシングルコイルとハムバッカーでは耳に入る音が異なるので個体差まで考えが回らないと思います。
例えばこのフェンダーのシリーズにはSSHのモデルも存在します。

仕様はほとんど一緒ですがこれでは厳密には個体差を調べるまでにはいきません。
同じメーカーであること
さて個体差でよくあるのが同じメーカーでも違う。ということです。なのではっきりと個体差がわかるようにするためには、同じメーカーの同じシリーズ、モデルのものを比較してみるといいと思います。
個体差がわかるといいこと
さてこの個体差が何かいいことをもたらすのか?とおもうかたもいると思いますが。個人的にこの個体差で重要なのははずれを見つけれる。ということです。
はずれ個体というのが少なからず存在します。基本的には同じ材、同じ工程で作られていても木材の鳴り方は変わってきます。必ず正解はないのですがいい個体、悪い個体を判別できるようになると直感的にギターを見れるメリットもついてきます。
個体差がわかるようになるには同じ仕様のものをたくさん試奏するに限る
どうしたら個体差がわかるのか、答えはたくさん試奏しましょう。今現在自分がメインで使用しているギターと近いものをたくさん弾いてみることです。メーカーによっての差がはっきりしてくるので、個体差の前にそちらを確かめてみるのがいいかと思います。ここで肝心なのが音に頼りすぎないということです。
音を頼りにしすぎるとその個体自体の特徴から離れてしまうことが多いです。なので触った感覚や弾き心地をしっかり判断しましょう。同じギターや色違いがそのお店にあるならそれを弾かせてもらうといいかと思います。
おそらく触った感覚や弾き心地が違います。
自分の理想の個体を見つけましょう
さて今回のテーマの個体差ですが実は弾いている時に感じるもので一番大事だったりします。自身が抱えていて違和感のあるギターはやはり手放してしまうんですよね。個体差によって異なるので自分の感覚に合ったものを手元に置いておくことが一番いいです。
もちろんその人の感覚なので絶対にその個体がいい!悪い!はないので自分の中で基準をしっかり作れるといいですね。はずれ個体だけは気をつけましょう。
時間は掛かってもじっくり自分に合ったギターを手に入れてください!
それではまた次回!
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