速弾きに筋肉や握力は必要なのか?

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どうもカールです。今回のテーマは速弾きに筋肉は必要?という点です。

これはかなり昔から話題に上がるもので、速く強く弾くためには鍛えないといけないのか?リラックスしてスナップを利かせれば特に筋力はいらないとか様々なアーティストが様々な角度からの見解を示しているのでそれが正解かいまいちわからない方も多いかと思います。

今回はいまだに出続けるこの疑問に個人的意見満載で答えていきます!

筋力や握力は当然必要です。だけど…

さていきなり答えですが速弾きに筋肉は必要です。というかあらゆる行動に筋肉が必要なので当然筋肉は必要です。ただしこれはムキムキにならないといけないわけではないです。マッチョなのは速弾きに関係ないです。ということでまずはムキムキじゃない速弾きギタリストを紹介していきます

ポール・ギルバート

Paul Gilbert | ARTISTS | Ibanez guitars - アイバニーズ

僕の大好きなギタリストの一人であるポールギルバートです。この方はめっちゃ速かったです。今も速いのですが、若かりしロングヘアーの時のポールは本当に速かったです(動画しか知りませんが..)

この方を見ていただくと身長は馬鹿でかいですが筋肉がすごいわけではないですよね?

速く弾くのに必要なのはムキムキな筋肉ではないとこの方が証明しています!

ガスリー・ゴーヴァン

Guthrie Govan @ Visioninmusica 2017 - YouTube

この方も上記を逸した速弾きを時たまします。というかこの人は左手がすごいです。レガートさせたらマジで永遠にやってると思います(笑)しかしこの方もそこまでムキムキではないですね。

ひょろっとしている感じです。

速弾きに必要なのは持久力

さて上記の方々は確かにガリガリではないですがムキムキではありません。このことから速弾きに必要な筋肉は瞬発的な筋肉ではなく持久力です。

ムキムキな方の筋肉はよく白筋(はっきん)といわれ瞬発的なパワーで使われます。重いものを持ち上げたり素早く動く際などに使われます。

一方速弾きに必要な筋肉は赤筋(せっきん)といわれ長距離等で力を発揮する筋肉になります。

速弾きなら瞬発的に素早く動かせないといけないのでは?

そう思った方も多いと思います。しかし速く弾くことが継続できないないと手が動かなくなりませよね。極端なことを言うと1音に全力をかけてそこで力尽きてしまうような感じになってしまいます。

赤筋=継続して音を弾く力

白筋=1音1音の強さ

と思っていただいて構いません。速弾きの場合は継続的に音数を詰め込まないといけないのでここでは1音1音の強さは最低限になります。

ギターにおける赤筋(持久力)を鍛えるにはギターを弾くしかない

さて今回のテーマはギターに必要なのか?必要ならどんな筋肉なのか?ということをテーマに記事を書いていきました。基本的に必要なものは持久力ということになります。そして大事なのがギターにおける筋肉はギターでしか鍛えられません。筋トレが好きな方がいきなりギターを弾けるかといわれるとおそらく無理です。しかしそういう方は鍛え方がわかっているので多分すぐ弾けます。

話がそれましたが基本的には基礎練習等でひたすら繰り返し弾くことが必要になります。速く弾く時間を長くするイメージですね。

地味ですがひたすらギターを弾けばそもそもの基礎力が上がるので速く弾く際に困らないです。ひたすらギター筋を鍛えましょう!

最後にムキムキギタリストたちを乗せて終わりたいと思います。

ジョン・ペトルーシ

Dream Theater's John Petrucci announces new solo album Terminal Velocity |  Louder

トシン・アバシ

Tosin Abasi Explains Why ANIMALS AS LEADERS Don't Have a Bassist » Metal  Wani

ムキムキな人の方が繊細なピッキングしてるかもしれませんね

皆さんもギター筋を頑張って鍛えましょう!

それではまた次回!