ギターのビブラートで注意するポイントを3つ紹介します
- 2021.02.04
- 練習法

どうもカールです。今回のテーマはヴィブラートについてです。基本中の基本なのですが皆さんが見落としがちなことが多いこの奏法。生徒さんからもいまいち上手く行かない、かっこよくならない等の悩みを聞きます。
そこで今回はヴィブラートで陥りがちなミスを3つ紹介していきます!
皆さんも当てはまってないかチェックしてみてください。
1:ヴィブラートが上ずってピッチが悪くなっている
まずはビブラートをしようと一生懸命になりすぎて音程が上がってしまっている方
これは非常に聞こえが悪いです。押さえている場所はあっているのになぜは変に聞こえる原因はピッチです。特にギターの場合は弦が細いので少し強く押さえすぎるだけでもピッチはずれます。
ですので一生懸命なのはいいですが必ず元のピッチに戻すようにしましょう。
原音⇒ビブラート⇒原音
これの繰り返しできれいなヴィブラートが奏でられるかと思います。
2:ヴィブラートの振れ幅が細かすぎる
続いてはこちらのケース。
一生懸命になりすぎてビブラート時に上がるピッチが狭すぎて細かすぎるというのをよく見ます。
細かいヴィブラートも存在しますが、あまりにも細かいと何もしていないのと変わりません。
チョーキングまではいかなくてもいいですが少しゆとりをもってふり幅広めでやってみてもいいかと思います。
ビブラートが細かすぎる方は次に紹介する3つ目にも当てはまる方が多いです。
3:ヴィブラートが速すぎる
これもよく見られるものです。筆者もヴィブラートを速くかけすぎてた人間です。
もちろん早くかけること自体が悪いわけではありません。しかし速いだけではギターを演奏する上で淡泊すぎます。ゆっくりなものも練習して演奏の幅を広げましょう。
オススメはクリックに合わせて8分、16分、3連符などのビブラートをかけてみることです。
ギター演奏で個性が出るのはヴィブラート!
さて今回は短めですが大事なヴィブラートの3つの陥りやすいミスを紹介していきました。どうですか?当てはまった方は直せばいいだけです。基本的には意識を変えるだけで治ります。
さてギターの演奏においてヴィブラートはとっても重要です。ヴィブラートでだれかわかるなんて方もいるくらいですのでギタリストの顔のようなものです。
今回は特に印象的なギタリストを3人紹介して終わりにしたいと思います。
Zakk Wylde(ザック・ワイルド)
強烈なヴィブラートで一発でわかる人といえばこの方。もうチョーキングと変わらないです。しかしこの方はただ激しいだけのチョーキングではなくふり幅とゆったりとしたヴィブラートでしっかり演奏の幅を作り出しています。この動画は弾きすぎです(笑)
Steve Vai(スティーヴ・ヴァイ)
強烈なアーミングやワウを使用した演奏が特徴のヴァイ先生です。この方も特徴的なヴィブラートをします。半分はアーミングですがそれを差し置いてもこねくり回すようなヴィブラートはヴァイオリンからヒントを得ているそうな。速く細かいものも行いますが、ゆったりとしたロングトーンではそのヴィブラートが見られます。これも演奏に表情がでます。にしてもイントロの両手タッピングは相変わらずかっこいい
Gary Moore(ゲイリー・ムーア)
今は亡きゲイリームーアーもその圧倒的な熱量と激しいヴィブラートで多くの感動を作ってきたとギタリストだと思います。
特にこの方は静と動といいますか、幅がとにかく広いです。泣きのギターという言葉がふさわしいギタリストだなと思います。
全力投球の中にもしっかりと緩急があり、ヴィブラートも一辺倒ではなく全くヴィブラートをかけない時もあります。
シンプルが故にそういう細かいプレーが力量につながると感じさせてくれるギタリストです。
さて今回はこの辺で
ヴィブラートが上手く行かない等の悩みがある方は是非一度僕のレッスンを受けてみてください。直接見させていただいてアドバイスさせていただきます!
ではまた次回!
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