レガートが上手くなるために覚えておきたい4つのことを紹介
- 2021.02.18
- 練習法

どうもカールです。今回のテーマはレガートです。ピッキングを極力せずに左手だけで指板上を駆け巡る奏法に皆さん一度は憧れたと思います。
しかし力が入りきらなかったり、リズムがくるってしまったり…
なかなか
上手く行かないことも多いと思います。
そこで今回はレガートの演奏時に気を付けるべき点をいくつか紹介していきます。要は意識の差なのですね。考え方や先入観を見直して練習すれば必ず指板上を駆け巡れるかっこいいレガートができると思います。それでは一つづつ見ていきましょう。
ポイント1:ハンマリングにテンポを合わせない
さてまずはリズムのお話です。基本的にレガートはハンマリングとプリングの組み合わせで行われます。主にハンマリングの上昇フレーズから始まることが多いかと思われますが、この上昇フレーズが弾けても下降(プリング)フレーズでごちゃごちゃになる方が多いです。
なのでどうするかはわかりますね?
下降フレーズ(プリング)にテンポを合わせて練習すればいいのです。
人体構造上どうしてもハンマリングの方が強く、プリングの方が弱くなってしまいます。これはもちろん練習すれば差はなくなりますがゼロにはなりません。というか相当時間が掛かります。
なのでシンプルに下降フレーズが弾ける速度でひたすら練習すれば上昇フレーズやハンマリング多用系のフレーズはもう弾けてるのと変わりありません。
まずは下降フレーズ(プリング)にテンポを合わせましょう!
ポイント2:前後のフレーズを意識してフィンガリングパターンを決める
さて2つ目のポイントはフィンガリングパターンの話です。これはフレーズを間違えやすい方ほどその都度押さえる指がバラバラだったりします。
どの指で押さえるのが正解とかはありません。フレーズによっては同じポジションでも押さえる指が違ったりします。しかしその都度変わるのではなく前後のフレーズから最適なものを見つけるのがそのフレーズに対しての正解のフィンガリングパターンです。
これをどう練習するかというと正しいフィンガリングパターンのスケール練習です。
まず一番正しものを練習すればそこから外れる理由を考えれるからです。そしてそのフレーズが本来の正しいフィンガリングとは違うのであればすぐに覚えれますよね。
ほとんどの場合は正しいフィンガリングで弾きます。なので正しいフィンガリングでスケール練習をしていれば毎回バラバラなフィンガリングになる事なんてありえないんですよね。
ここは日々の練習の質の違いですかね。
ポイント3:肩に無駄な力が入りすぎ
3つ目のポイントはフィジカル的な話ですが、ちゃんと弾かなきゃ!と気持ちが入りすぎて、力みすぎていることが多いです。そんな時は一度レガートしている方の方をフッと落としてみましょう。意外と落ちます(笑)
レガートは当然左手に力が入ります。しかし力が入りすぎると動くものも固まってしまいます。なので左手はしっかりと力を入れてほしいのですが、肩まで力むことはありません。リラックスする癖をつけましょう。左手はしっかり鍛えながら全体が見れるように意識しましょう。
ポイント4:スケールすべてを見る必要はない
さて今回最後のポイントです。スケール全部を知らないと弾けない。と思っている方もいると思いますが弾きたいフレーズの部分しか見てない場合がほとんどです。
なので全部を覚えようと、見ようとせず弾きたいフレーズを指板上で見えるようになる練習をしましょう。
スケール練習はレガートとは全く別の練習です。
無駄なく知的なレガートを目指してみてください
さて今回のテーマはここまで。基本的にレガートは詰め込むことが多いのですがジャズや近年のモダンなジャンルのレガートはとにかく変態なものばかりです。
変態レガートは力んだり、指板全体を見ようとしたりすると基本的にミスります。なのでリラックスして余裕そうな表情をでクールに弾こうとしてみてください。
意外とできちゃったりしますよ。
レガートの基礎練習や活用ほうが詳しく知りたい方は是非一度レッスンを受けてみてください。
ではまた次回!
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