速弾きするならカッティングを練習しなさい【ギター速弾き講座】

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どうもカールです。今回のテーマは速弾きとカッティングの関係です。非常に密接な関係にあるにもかかわらず速弾きやギターソロを弾きたい方はカッティングが下手な傾向にあります。

今回は練習フレーズは掲載しませんがカッティングする意味と譜面がなくてもできる練習方法を紹介していきたいと思います。

カッティングとフルピッキングは同じ

さて今回のカッティングする意味の答えは至極簡単なことでカッティングと速弾きのフルピッキングの筋肉は一緒です。もちろん別の筋肉を使うこともありますが、カッティングで使う筋肉はフルピッキングをするのに適しています。

どう適しているのかというと無駄な力が無くかつ疲れずらい。という点です。

意外と筋肉で無理やり弾いたフレーズの方が遅かったり音がぐちゃっとしたりでたくさん音を詰め込まれているのに何を弾いているのかわからなかったりしてしまいます。

立ち上がりよく解像度もしっかりしたフルピッキングは無駄な力をなくしたカッティング的なものがおそらく一番いいです。

対局にありそうな二つの奏法ですがかなり密接なものです。

カッティングでフルピッキングのリズムも矯正できます

またカッティングでリズムにフォーカスするとフルピッキングでも的確なリズムで弾くことが可能です。

基本的にはシンプルなことを繰り返すバッキング寄りのカッティングですが、その分細かいリズムを意識できるので速弾きが走ってしまう方、特定のリズムしか弾けない方は是非カッティングを行うべきです。

今すぐできるカッティングの練習方法

さてここからは実際にカッティングの基礎を練習していただきます。

ギターを用意してください。

さて何をするかといいますとまずメトロノームを80程度に設定します。

左手は何も押さえません。手のひらを楽にして1弦から6弦をミュートします。

そしてクリックに合わせて16分でチャカチャカするだけです。

これだけです。これで上手くなります。本当です。

ここで意識するのはとにかく正確にテンポ80に16分で弾くことだけです。

なのでとにかくリズムに集中してください。そうすれば右手は必然的に鍛えられます。持久力アップにもつながるので単純な作業ですが3分頑張ってみましょう!

これは一日で変わるものではないので毎日ではなくていいのでコツコツのんびりやってみてください。必ず速弾きにつながって帰ってきます。

ファンクを聞いてみましょう!

カッティングしたいけど具体的に曲とかが分らないという方向けに王道のカッティング曲を3つほど紹介したいと思います。

聞いたことあるという方もギターに注目してみることをおすすめします。

James Brown/SEX MACHINE

ファンクの始祖ジェームスブラウンの名曲「SEX MACHINE」曲中一貫してギターのカッティングが入っています

Earth Wind&Fire/September

映画音楽としても採用されることの多いアースウィンドアンドファイアーの「セプテンバー」この曲では単音カッティングが曲の大部分で弾かれています。あると無いとでは大違いな隠し味的カッティングは必聴です!

Bruno Mars/Treasure

現代のポップス界を席巻しているブルーノマーズの「Tresure」この曲でも非常にかっこいいカッティングがリズムのかなめになっています。

シンプル故に難しいカッティングは様々なジャンルに共通していい影響を与えてくれます。

さて今回のテーマはここまでです。カッティングは別にファンクをやるための技術ではなくギターの演奏技術を向上させるとても重要な要素の1つです。

本当に上手くなるの?と思うかもしれませんが、本当に上手くなります。

是非1度ファンキーなカッティングにトライしてみましょう!

詳しく知りたい。実際に見てもらいたい!という方は僕のレッスンを受けてみてください!

それでは曲とともにまた次回!