意外とできない16分音符でのギターストロークの話
- 2021.02.27
- 練習法

こんばんわカールです。今回のテーマはエレキギターから始めた方が意外とできない方が多い16分でのコードストロークの話です。
実は単純な事なのですができるかできないかで曲の雰囲気が変わってきます。簡単に取り組めるのでTAB譜を見ながら練習してみてください。ぐっと雰囲気が出てきます!
TAB譜に書かれた通りに弾いてしまうとこんな感じ

まずはよくTAB譜等に書いてあるものを載せてみました。エレキギターから始める方は基本的にTAB譜に忠実に弾こうとするのでこれをコードそのまま弾いてしまう方が多いです。TAB譜通りに弾けるのは間違っていないですしリズム等も読めるのであればかなり練習している証拠です。
ただ間違いではないのですがこれではジャカジャカとうるさすぎるんですよね。
ということで実際に演奏等で多くのアーティストやギタリストが同弾いているかをTAB譜で紹介していきます。
上手い人が弾くとこんな感じになります

どうでしょうか?上のものと比べると少し音が減っている気がしませんか?
注目する点は2か所
- ダウンが2連続の部分は2音目が低い音のみ
- アップの時は高音弦しか弾いていない
1拍目と3拍目の8分音符の二つ目が低い音(ベースノート)しか弾いていません。もちろん確実に6弦3フレットや5弦3フレットを弾いているわけではなくそれぞれその下の弦を巻き込んだりもします。
しかしこの2音目の緩急が非常に大事で。ここが入るだけでぐっと曲の雰囲気が出ます。
2つ目のアップも同様です。すべての音ではなくギターで言うところのツヤやきらびやかさの部分を強調することでリズム内にメリハリがつきます。
まずはゆっくりでいいのでダウンアップマークを注意しながら低音弦のみ高音弦のみの部分を意識しながら弾いてみましょう。ワンランク上の演奏がすぐに手に入ります!
ドラムのリズムをイメージするとさらにリズムが引き締まります!
さて今回は短いですがここまで。単純な事ですが実はエレキギターから入る方やTAB譜を忠実に弾ける方が陥りやすいです。少しラフに見えるかもしれませんがこの微妙な差し引きが音楽としてギターとしての表現を豊かにしていると思います。
ドラムのバスドラとスネアをイメージしながら弾けるとさらにリズムもタイトになると思います。
ギター一本でもしっかりグルーブさせてワンランク上の演奏を手に入れましょう!
よくわからない…上手く行かない…という方は僕のレッスンを受けてみてください。直接見させていただきアドバイスさせていただきます!
それではまた次回!
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