【分数コード】使用頻度の高いオンコードをギターで弾いてみよう!

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どうもカールです。今回のテーマはギターのコード譜とかを見ていてたまに「え?」と止まってしまうコードである【オンコード】に注目していきたいと思います。

どう押さえたらいいのか一瞬戸惑ってしまう方も多いと思うので今回はよく出てくるオンコードをいくつか抜粋して押さえ方と使われるケースの高いコード進行で紹介していきたいと思います。

オンコードの目的は2種類

オンコードとはルート(ベース音)がそのコードと別の音になっているものの事を言います。今回も紹介するもので例えば

C/DA/C#

みたいに書いてるものです。

C/DはCが基準のコードだけどルートの音(ベースノートと言ったりします)がDになっているというものです。

このオンコードは2つの目的で使われることが多いです。

1:トップノートを固定する

トップノートとはコードで言うところの一番高い音です。これを固定すると落ち着いたコード進行になります。またギターやピアノのトップノートはボーカルと近い帯域にあるためあまりトップノートが動きすぎるとボーカルの邪魔になってしまいます。

トップのノートを固定することでボーカルの邪魔をせずにコードを変えていけるということになります。

2:ベースノートの進行を滑らかにする

2つ目の目的はベースノートの動きを滑らかにする目的です。これは単純にベース音が動かないというのも含まれます。

極端にベースノートが動きすぎると曲の雰囲気が崩れてしまう場合などに使われたりします。

実際に弾いてみましょう!

さてもろもろの理由がありましたが筆者が個人的に感じたよく出てくるオンコードを実際に弾いてみましょう!

王道進行で出てくるオンコード

1つ目のコード進行は切ない雰囲気の出る場面でよく使われるもので出てくるオンコードです。ここで出てくるものはD/Cというものです。

ひとつ前のコード進行でCが出てきていますがそこからルートを固定して次のDを弾いているイメージです。なんかかっこいいです。

シンプルで多用されているコード進行ですがここでルートを固定するとぐっと雰囲気が出るので少しストレッチを必要とするものですが是非トライしてみてください。ベーシストがCを固定したフレーズを弾くとさらにナイスな感じになります。

ちなみにD/Cの押さえ方はこちらでも可。ストレッチができない場面などではこちらを使ってもいいともいます。筆者は単純に上記のストレッチの方が好きなのでそちらを多用しています。

親指も駆使する高音弦固定のオンコード

2つ目は高音弦を固定したコード進行になります。

シンプルなF♯mi-GーAーBmiという進行ですが、トップノートを固定することによりアルペジオ等でも使用できるリフ的なアプローチに変化します。

F♯/Dは親指をでルートを押さえて弾くので最初は慣れが必要ですが慣れてしまえば手癖的に使用できて非常に便利ですので是非挑戦してみてください!

カノン進行で使うオンコードたち

最後のフレーズもシンプルなカノン進行ですがそこにもオンコードを入れています。

沢山のオンコードが出てきますが、基本的にはルートがE₋D♯₋C♯₋B₋A₋G♯と下がってまた戻っていくシンプルなカノン進行です。

途中で出てくるE/G♯ですが今回は少し難しい押さえ方をしていますが実際は

こちらの押さえ方でいいと思います。カノン進行の場合上記のTAB譜の方が個人的にはスムーズに弾けるのでご自分の気分に合わせて弾いてみましょう。

シンプルなものにひねりを与えたりリフレイン的な使い方ができるオンコードは覚えておいて損はないと思います。

さて今回のテーマはここまでです。基本的にはシンプルなコード進行でいくつかのオンコードを紹介していきましたがほかにも様々なオンコードが当然存在します。

様々なアイディアの手助けになるので是非必修科目としてトライしてみてください!

更に詳しく知りたい方は一度僕のレッスンを受けてみてください!

それではまた次回!