ドリアンスケールを弾いてみましょう!理論と使える場面も解説します!
- 2021.03.07
- 音楽理論

どうもカールです。今回のテーマはギターのいろんなスケールの1つである「ドリアンスケール」について書いていきたいと思います。
ドリアンスケールとはメジャーのダイアトニックの2番目から始めたスケールです。
僕自身が感じるドリアンスケールというのは大人な怪しげなクールなというイメージです。
マイナースケールと1音しか変わらないのですが、雰囲気はガラッと変わるので是非響きに注目して弾いてみましょう!
まずはドリアンスケールってどんなのか見てみましょう!
まずはドリアンの形から見てみましょう。今回はAドリアンスケールで見ていきます。

Aマイナースケールとの違いは6番目の音です。mi6th⇒Maj6thに変わっています。
ここしか変わらないのでまずは弾き比べてみましょう。
なんとなく暗いようで後半一瞬明るくなる気がしませんか?
そこがポイントです。
さてこのドリアンスケールとはどんな場面で使うのでしょうか?
ドリアンスケールが使える場面
まずドリアンスケールを使う場面として一番言われるのが
マイナー7th1発
です。基本的にセッション等で何かしようとワンコード、マイナー7th1発でやる事があるのですが、そういう時にこのドリアンが使えます。
もちろんマイナースケールでもいいのですがドリアンにする理由が一応あります。マイナースケールとの違いとしてMa6thであるのは先ほども書きましたが、このMa6thがコードのP5thと当たらないので理論的にもドリアンを使うべきであるといえます。
Ⅰmi-Ⅳ7
次にドリアンが使う場面として例えば今回のAドリアンを使う場合は
Ami7₋D7
というようなコード進行で使います。マイナーキーであればⅠmi7-Ⅳ7、メジャーのダイアトニックで言うとⅡmi7-Ⅴ7という進行になります。
基本はこの2つの場面で弾くことが多いです。
実際にフレーズっぽく弾いてみましょう!
さて今回は実際に使うと少しダサいかもしれませんがフレーズっぽいものを2つ載せておきます。

1つ目はペンタトニックから後半ドリアンに変わっていくイメージです。
フィンガリングパターンなどはご自身のやりやすい形で大丈夫かと思います。

2つ目は前半でマイナースケールを弾いていて後半でドリアンスケールに変わっています。小節の変わり目で少し難しいフィンガリングになっているので注意しましょう。
マイナースケールと行き来して気分で使えるように練習してみましょう!
さて今回のテーマはここまでです。スケールってたくさんあるんですが特に出てくる頻度の高いドリアンスケールの解説を今回はしていきました。
一音違うだけなのですがペンタやナチュラルマイナースケールとはまた違った雰囲気があって面白いと思うので是非気分で使い分けてみると面白いと思います。
使える場面があればペンタを弾くだけじゃなくてどんどんドリアンを使っていることをお勧めします。
更に詳しく知りたい!上手く弾けない。という方は一度僕のレッスンを受けてみてください!
それではまた次回!
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