【マテウス・アサトに学ぶ】ペンタの上昇下降フレーズでブロックポジションを移動するフレーズの紹介

NO IMAGE

どうもカールです。今回のテーマは以前にも記事に上げたマテウスアサトの動画からペンタトニックの練習法を紹介していきたいと思います。

動画の#4と#5のフレーズを今回は紹介していきたいと思います。

フレーズ1:低音弦3本での上昇下降

今回使うのはAマイナーペンタトニックスケールです。基本的にはルートからではなく各ブロックポジションの一番低い音から始めます。

まずは上昇フレーズです。スライドの位置でしっかりとスライドしてください。今回のフレーズの肝はブロックポジションをつなぐスライドです。それぞれが上昇後か下降後に行われています。横移動ですので最初は戸惑ったり着地点を間違えることがあると思うので、焦らず正確な位置に着地できるように頑張りましょう。

行き道が上手く行ったら帰りもやってみてください。

横移動で広い視界が必要になるので難しいですがスライドの終わる場所を目標に頑張って練習してみてください!

この練習のマテウス的解釈

ここからはマテウスが実際に動画内で言っているこの練習法の解釈をめっちゃ意訳で書きます。

  • 縦移動のボックスポジションだけでなく横移動でフレーズを作れるようにするため(個人的に横移動が好きとも言っています。)
  • よくあるペンタのフレーズは高音弦ばかりを使用しているからこの練習で低音弦を忘れないようにしている

というのが主な理由だそうです。かなり意訳ですが。

しかし高音弦ではなく低音弦だけにフォーカスするのはなかなかユニークな発想といいましょうか本人の発言にもあるありきたりな物からの脱却を感じます。

絶対にそういう意識を持つ必要があるわけではないですが少し頭の中に入れておくとフレーズのアイディアとして役立つと思います!

フレーズ2:高音弦まで伸ばして5ポジション全体で見てみましょう

さてフレーズ1は低音弦のみでした。理由は上記にも書いてある通りですがこれを高音弦までつなげたものもマテウス自身は練習しています。このフレーズもAのマイナーペンタあトニックスケールを使用しています。

かなり長いフレーズですが仕組みはフレーズ1と変わりません。しかし今回のフレーズの場合ペンタトニックのボックスポジション全体で弾いています。低音弦を忘れないための練習法とはまた区別している練習法といえますね

これもフレーズをただ縦で移動するのではなく横移動で構築する時に役立ちますね。

指板上を駆け巡るために最適なアイディアかと思います!

さて今回の記事はここまでです。シンプルな練習法ですが指板上のどのポジションでもフレーズを弾けるための練習法としては最適かと思います。

最初はつなげるのが難しいかもしれませんが上記の二つのフレーズは週に1回程度思い出した時に弾けばいいと思います。

そうすれば1か月後、3か月後と着実にレベルアップできる練習法です。

自分のペースでのんびりやってみましょう。ご自身のアドリブやフレーズ構築に役立つことを祈っています。

アドリブについてさらに詳しく知りたい。上手く行かない。そんな方は一度僕のレッスンを受けてみてください。直接アドバイスさせていただきます。

それではまた次回!