【ピッキング強化】アウトサイドピッキングの上達に適した練習法の紹介
- 2021.03.13
- 練習法

こんにちは。速弾きしかできないカールです。今回のテーマはピッキングの基礎体力アップを図るアウトサイドピッキングの練習法です。アウトサイドピッキングは弦を外側から弾くピッキングです。例えば後で載せるフレーズにもありますが5弦7フレットをダウンで弾いた後に4弦の9フレットを弾くとそれぞれから見て外側を弾いていることになります。
アウトサイドピッキングはある程度の骨格の方が自然と弾きやすいピッキングになりますが少なからずロスが生じてしまうのでなかなか速く弾くことができないのが欠点です。今回はそんなアウトサイドピッキングの基礎体力や正確性を向上させるのにうってつけなフレーズたちを紹介していきたいと思います!
読むより慣れろです。早速ギターをもって練習してみましょう!
練習ポイント:16分は常にオルタネイトピッキング
さて練習の前に1つポイントがあります。それは右手は基本オルタネイトということです。エコノミーピッキングの方が楽なフレーズも出てきますがそこはぐっとこらえてオルタネイトで練習しましょう!またTAB譜にテンポが記載されていますがあくまで参考程度です。できるならそのテンポでも構いませんが、最初のうちはゆっくりなテンポでえ確実に弾けるように練習しましょう!
正確性のアップも技術向上のカギです!
フレーズ1:ブリッジミュート系リフのアウトサイドピッキングフレーズ
最初のフレーズはリフ系のものになります。

どの部分がアウトサイドになるかといいますと、各フレーズの後半2音が常にアウトサイドになっています。フレーズに慣れないうちは1拍目にパワーコードを繰り返して慣れるのもいいかと思います。後半はアウトサイドでもさらに難易度の上がるオクターブフレーズになりますがまずは確実に弾けるテンポで弾いていきましょう!
フレーズ2:アルペジオ系のフレーズ
続いては一見エコノミーピッキングの方が楽そうなフレーズですがこれをアウトサイドで弾きまくってもらいます。

ダイアトニックコードの並びでアルペジオを順番に弾くフレーズです。基礎的な部分が多いですが意外とストレッチや横移動、最後にディミニッシュと難しい要素満載の中常にアウトサイドピッキングなのでほかの要素を邪魔しないように自然とアウトサイドピッキングができるまでしっかりと練習しましょう!4弦5フレット、3弦5フレットのように同じ違う弦で同じフレットの部分がいくつかありますがそこは小指のジョイントで乗り切りましょう!
フレーズ3:イントロやメインテーマ風のペダルノート系フレーズ
最後のフレーズはソロやイントロのフレーズとして使われることの多いペダルノート(1音固定する)を用いたフレーズでのアウトサイドピッキングフレーズになります。

延々とアウトサイドピッキングが続くフレーズですが基本的に各小節でポジションが入れ替わるだけです。各ポジションで練習して最終的に一つのフレーズとして完成させることを目標としましょう!
アウトサイドピッキングを強化してフレーズの安定化を目指しましょう!
さて今回のテーマはここまでです。アウトサイドピッキングは必ずフレーズの中のどこかに入ってきます。なので基礎練習として取り入れることでギター演奏そのものの安定感や正確性の向上に役立ちます。極端にアウトサイドばかりを弾くものを今回は採用しましたが一瞬だけアウトサイドが出てくるものも当然ありよくつまづくのがギター練習あるあるです。
そこでアウトサイドを意識して練習して克服できるように普段からアウトサイドピッキングの練習をしておくと役に立つかもしれません。
上手く行かない。さらに詳しく知りたい!という方は一度僕のレッスンを受けてみてください!フォーム等を直接見させていただいてアドバイスさせていただきます。
それではまた次回!
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