シンプルなフレーズを難しく聞こえさせる方法

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どうもカールです。今回のテーマはギターのフレーズ練習なんですが実践的な考え方です。

シンプルなフレーズをリズムの観点からみて複雑に聞こえさせるようなものを紹介していきたいと思います!

まずはシンプルなフレーズを弾いてみましょう

さて今回は3ノートパーストリングスを用いて弾いていきます。

6連符でのフレーズになります。3ノートパーストリングスですのでリズムにもしっかりはまり綺麗に弾ききれます。

まずはこのシンプルなフレーズのフィンガリングを覚えてみましょう。ここから複雑にします。しかし考え方としては難しくありません。

6連のフレーズを16分音符で弾いてみる

変更する点は弾くリズムになります。

16分音符に変更しました。基本3音で構成されているので徐々にずれていきます。ここで大事になるのがアクセントを拍の頭で弾くことです。最初は難しいと思うのでゆっくりアクセントの位置を意識しながら弾きましょう。

慣れてきたらスピードアップしましょう。フレーズとしては最初と変わらないのですがアクセントの位置や終わる位置が変わってくるので聞こえ方が変わってくると思います。リズムを変えてからの方が複雑に聞こえるはずです。

二つの違いを感じながら弾けるようになるまで練習してみましょう!

元が難しいリズムな物を16分で弾く

続いての考え方はもともと難しいリズムのものを16分音符に変換する考え方です。

5連符は1拍の中に5音という奇数音の音符です。この場合1つのフレーズが5音で構成されいるのでそのフレーズを1拍の中に収めるという考え方で問題ありません。実際に弾いてしまえば多少速く感じたりするかもしれませんがフレーズに合わせてのリズムなのでそこまで難しくありません。

このフレーズを複雑にします。

相も変わらず16分音符に変換です。こうすることで終わる位置が16分の3番目と何とも変な位置で終わります。序盤もずれているので非常にへんてこに聞こえます。

シンプルなリズムに変換したことでフレーズが複雑に聞こえる例の一つです。

思いついたフレーズを別のリズムに変換すると手癖やネタが増えます

さて今回のテーマはここまでです。基本的に元のリズムを16分音符に変化しているだけですがそれだけで難易度が上がったり、複雑に聞こえたりします。考え方はシンプルなので、ご自身の思いついたフレーズや練習しているフレーズを別のリズムに変換してみてはいかがでしょうか?

16分音符を正確に弾くための練習にもなります!

アドリブ等の練習で行き詰っている方にも一つのアイディアとして役に立つかと思います!

上手く行かない、さらにアドリブソロ等について詳しく知りたい!という方は一度僕のレッスンを受けてみてください!

それではまた次回!