ピックの色で音は変わるのか?

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こんばんは。ギターを弾いているカールです。

今回のテーマはギターを弾いている方なら身近に存在するピックについての記事を書いてみたいと思います!

ピックの色は何か意味があるのか?

さて今回のテーマはピックの色です。ピックには様々な色がありシンプルな黒や白からカラフルなものまでピックの数だけあるといっても過言ではありません。

またメーカーによってさまざまな色遣いがあります。なぜこんなに色が存在するかある程度察しがつく方も多いと思いますが厚さ等が関係してきています。

基本厚みによって色分けされています

様々な色のピックがあるのですがメーカーの物の多くは厚みよって色分けされています。

その方が単純に売る人も買う人も見分けがつきやすいからですね。

皆さんも厚みではなくて「あの…緑の奴使ってる」なんて方もいると思います。

薄いものなら0.5ミリほどですし熱いものであれば2ミリくらいになるので10色くらいはメーカーによってはあるのではないでしょうか。

アーティストモデルの場合バリエーションとして何色かある場合も

アーティストのシグネーチャーモデルの場合厚みは一緒でも色が違うことがあります。これは単純にコレクション目的であったり時期によって変えたりと様々です。

厚みが変わるパターンもありますがその都度デザインが変わったりするアーティストもいます。

じゃあ色によって音は変わるのか?

さてここからが本日の本題になります。

ピックには様々な色のものが存在しますが果たして色によって音は変わるのでしょうか?

そこまで気にする方はあまりいないかもしれませんが個人的意見と専門の方から伺った話を書いていきたいと思います。

ピックの音色の違いは素材、厚みでの違いがほとんど

まずピックで音の違いが顕著に出るのは素材と厚みです。

形状によっても多少変わりますが多くは厚みによるピックの音の混じり具合と素材による弦とのこすれ具合になると思います。

なので上記にも書きましたが色によっての音の違いわずかに存在しますが厚みと素材による違いでほとんどないといってもいいと思います。

また同じ色の同じ素材、同じ厚みのものがあまりないので比較するのが難しかったりします。

しかし色によって変わる部分もありますそれがしなり方です。

素材に色を足すとしなり具合が変化します。

ピックには複数の素材が存在するのですが素材そのものの色が存在します。それが顕著なのがウルテム素材です。

ウルテム素材は人間の爪に使い素材として現在は当たり前のようにギターピックに使用されていますがオリジナルの色はべっ甲色といいましょうか黄色い透明な素材です。

この素材に色を混ぜて厚みを見分けやすくしたものが存在したりします。オリジナルのべっ甲色のものと色を入れた素材では若干しなり具合が変わります。

またナイロン素材でも色によってしなり具合に変化があります。

と、音に対して大きな変化はありませんがしなり具合が若干変わります。

しなり具合の違いで好みが分かれます。

素材に色を足すという段階でピック自体の弾き心地が変化することで同じ素材のピックでも弾いた感触が変わってきます。

色付きが好みの方もいれば元の色が好みの方もいるかと思います。

ほとんどのピックは色がついているのですが黒色や白色のものが固く感じるという場合もあります。これに関しては科学的根拠を検証したわけではありませんで弾き手の気持ちかと思います。

しかしそう感じるということがそのまま演奏につながるので素材や厚みに近い音色変化はあると思います。

音色変化はほとんどないが弾き手に与える影響は多少あります

さて今回のテーマはここまでです。好きなピックを使ってもいいと思うのですが、色だけではなく素材によっても弾き心地はかなり変わるのでいろんなピックを素材別で弾いてみたり、ウルテム素材の色を混ざたものと混ぜていないもののしなり具合の違いを比較してみるのも面白いかと思います!

ピックはたくさんあるので「絶対にこのピック!」と決めてしまうのも男らしいですがたまには別の物を弾いてみてもいいのでは?と筆者は思っています。

それではまた次回!