【速弾き講座】弦移動の難しいスケール練習集
- 2021.07.12
- 速弾き

どうもカールです。今回のテーマは弦移動が難しいフレーズでテクニカルなフレーズに対応できる能力を手に入れようという記事でございます。
普通のスケール練習を少しひねったフレーズをいくつか紹介していくので練習のネタで困っている方やより難しいフィンガリングに対応したいという方におすすめです!
それでは見ていきましょう!
今回の練習フレーズでレベルアップできること
この記事で今から紹介する練習フレーズでどのような効果が得られるかといいますと…
- 1フレーズごとの正確性
- 弦移動時のミスを減らす
- ピッキングのリズムの正確性
などの効果があると筆者は考えています。
弦移動の上昇下降フレーズなどでごちゃごちゃしてしまう方や弾けてない音があるなと感じている方には特に効果的な練習フレーズかと思いますので上記3点の事を意識しながら弾いてみるとさらにレベルアップにつながると思います!
Ex:1 人差し指主体の弦移動フレーズ①

Ex:1は人差し指が忙しいフレーズです。人差し指で始まり人差し指で終わるので弦移動でもすぐに下の弦に人差し指を動かさないといけません。
ジョイントやセーハーは後半のフレーズに支障が出るので1ポジションずつ確実に弾いて次の弦に移動しましょう!
Ex:2 小指主体の弦移動フレーズ①

Ex:2はEx:1の小指バージョンです。弾き始めと弾き終わりが小指になります。こちらもEx:1同様に1ポジションごと確実に弾いて下の弦に移動しましょう。
クリックに合わせてしっかりと切り替えるイメージを持つとより正確性が増すかと思います。
Ex:3 人差し指主体の弦移動フレーズ②

Ex:3はEx:1のフレーズを少しアレンジしたものになります。1フレーズ5音の組み合わせなのでどんどんずれていきます。
リズムと弦移動を意識しながらなので難易度はあがります。Ex:1がある程度弾けるようになってから挑戦してみましょう!
Ex:4小指主体の弦移動フレーズ②

Ex:4はEx:2のアレンジフレーズになります。基本的にはEx:3と同じ仕組みになっていますが、最後におまけでフレーズを追加しているので余裕があればトライしてみてください。
5音のフレーズを16分音符で弾くのでピッキングをしっかりキープしながらフレーズを追ってください!
Ex:5人差し指、小指主体の複合フレーズ

最後のフレーズは複合パターンです。今回は3音で1フレーズのものを16分で弾きながら人差し指主体の弦移動と小指主体の弦移動を行う脳トレ的なフレーズです。
上記のEx:1~4をこなせる方はどんどん挑戦してみてください!
全フレーズに言えますが1ポジションごと確実に弾くことを意識しましょう!
忙しい分普段のフレーズが簡単に思える
さて今回はここまでです。あまり弾かないようなフレーズかもしれませんが何故かといいますと単純に移動が難しいからです。
速く弾こうとするとミスするリスクが高いので自然と避けてしまう傾向にあるフィンガリングパターンなのです。
しかし普段使わない筋肉を使う分使うフレーズなどの正確性はより増していくと思いますし、1フレーズに対しての考え方も変わってくると思います。
はじめは思うようにスピードを上げれないかもしれませんが丁寧に弾くことで実際に演奏するフレーズは簡単に思えるようになってくるはずですので正確性を意識しながら練習してみてください!
それではまた次回!
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