お手軽ダブルストップの練習フレーズを弾いてみましょう!【おしゃれギター】

どうもギターを弾いているカールです!
今回のテーマはダブルストップです。
ここ数年で流行したネオソウル系のジャンルですがいまだにアツいジャンルかと思います。そんなネオソウルなどではやはりダブルストップが多用されている印象を筆者は感じています。
リフの中に入っていたり、ソロの中に組み込まれたりとしているダブルストップですがポジションが横移動の物も多くミスにつながりやすかったりします。
今回はそんなダブルストップをペンタトニックの縦移動で使用しやすい形で練習してアドリブやリフの中にジャンジャン取り込んでいってみようというものです。
比較的簡単なものを用意しましたので、是非ご自身のフレーズアイディアの1つとして取り入れてみてください!
今回の練習フレーズで得られるものとは?
さて今回の練習フレーズは
- アドリブフレーズのマンネリを解消
- リフのアイディアの幅を広げる
- 1ポジションでもかっこいいソロにできる!
ということが期待できます。
実際紹介するフレーズは練習的なものが多いですが普段のフレーズと合わせれることで上記3点は達成できるかと思うので是非トライしてみてください!
今回使うスケールとポジション
今回はAマイナーペンタトニックスケールを使用して解説していきたいと思います。

よくよく出てくるポジションですので初心者の方でも使いやすいかと思います。基本的には3度と4度のダブルストップを使用していきます。
Ex:1まずはシンプルに上昇下降①

主に4度のフレーズを上昇下降しているシンプルなフレーズです。2,3弦の5フレットの部分だけ3度のダブルストップになっていますがペンタの形をキープしたいのでそのままです。
上昇下降するとなんか中華っぽいですけどまずはポジションに慣れるというのが大事なので徐々にネオソウルっぽくしていきます。
どの指を使うかはお任せしますが一般的には5フレットの部分は人差し指にジョイントで弾いて7フレットや8フレットの部分は薬指と小指で弾くのがミスが少なくていいかと思います。
Ex:2 シンプルな上昇下降②

弾き始めが逆になっている上昇下降パターンになります。これだけで雰囲気は変わりますね。ポジションは同じですのでミスのないように確実に弾いていきましょう!
Ex:3スライドを入れてのダブルストップ①

Ex:1,2の練習フレーズからより実践的なフレーズへとアレンジしたのがEx:3です。
使用しているポジションは変わりませんがスライドが広いものや弦飛びがあるので注意が必要です。リズムは8分音符ですがこれをシャッフルや3連符に変えるとよりネオソウルみが増してきます!
Ex:4同フレット上でのポジションチェンジ

Ex:4はポジションが同フレット上で変わるので押さえ直すのが忙しいです。あくまで練習フレーズですので無理に弾かなくてもいいのですが、フレーズとしては面白い響きをするので雰囲気を確かめる程度でも構いません。
Ex:5 各ポジションをすべてスライドで

最後のフレーズはすべてスライドで行うものです。
ポジションはすべて同じなのですが特に2,3弦で行うスライドがややこしいので注意しましょう。
筆者がこのフレーズを行う場合はどのポジションも薬指と小指で行います。2,3弦のポジションの場合小指だけ8フレットまでスライドするので少し速くスライドするイメージです。
それ以外でも1,2弦のスライドは幅が広いので注意してください!
基礎練習的なフレーズですが実践でも使い勝手はいいです!
さて今回のテーマはここまでです。今回は初心者の方にもやりやすフレーズをメインに取り入れていますがアレンジによってはそのまま使えるフレーズもあると思うので上級者の方も軽く弾いてみると意外な発見があるかもしれません。
基本的に横移動の多いダブルストップですがペンタでお手軽に初めてみてからさらに難しいものを練習してみてもいいかと思います!
それではまた次回!
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