JIM DUNLOPのJazzⅢが売れまくった理由を考察【ギター機材あれこれ】

JIM DUNLOPのJazzⅢが売れまくった理由を考察【ギター機材あれこれ】

どうもギタリストのカールです。今回のテーマはピックです。

ピックにも様々な形や厚みが存在しますが今回はJazzⅢにフォーカスしていきたいと思います。

そもそもJazzⅢってどんなピック?

そんなの知っとるわい!と思う方もいるかもしれませんがまずは基礎知識としてJazzⅢの画像をでかでかと掲載させていただきます!

JIM DUNLOP ( ジムダンロップ ) / JAZZ III RED

JIM DUNLOP ( ジムダンロップ ) / JAZZ III RED

これがJazzⅢです!!

個人的な見解ですが全ギタリスト(世界も含みます)のうち90%の方は1度手にしたピックと思われます。

赤もありますが…

JIM DUNLOP ( ジムダンロップ ) / JAZZ III BLACK

JIM DUNLOP ( ジムダンロップ ) / JAZZ III BLACK

黒もありますし

JIM DUNLOP ( ジムダンロップ ) / ULTEX JAZZ3

JIM DUNLOP ( ジムダンロップ ) / ULTEX JAZZ3

素材の異なるものもあります

名前のわりにさまざまジャンルのギタリストに使用されています

ジャズと名前がついていますが、幅広いジャンルのアーティストが使用しています。速弾き系ではもちろん、クリーンメインのファンク系、何でもこなすスタジオミュージシャンまで

各ジャンルのトッププレイヤーに愛されているピックです。

JIM DUNLOP製のJazzⅢは特にユーザーが多いです

様々なメーカーがある中でJIM DUNLOP製のものはユーザーが多いです。

昨今様々なピックメーカが存在する中でもゆるぎない地位を確立しています。

一般的にティアドロップやおにぎり型のピックに比べてJazzシェイプのものは単音の弾きやすさ、弦との摩擦が少ないというのはあります。

それでも絶対的にJIM DUNLOP製品が売れています。

なぜJIM DUNLOP製がそこまで売れるのかを個人的見解を書いていきたいと思います。

JIM DUNLOP製のJazzⅢが売れまくる理由1:単純なシェア率

1つ目は圧倒的なシェア率です。

楽器屋に行ってJIM DUNLOPのピックが置いていない店舗はおそらくありません。それくらい人気メーカーであるからこそ必ずJazzⅢが手に入るという安心感はあります。

もちろん他の形のピックもおいてありますが、複数のメーカーのJazzシェイプは置いてない。ということはあります。

上記にも書きましたが近年多くのメーカーがピックを販売している中でJazzⅢシェイプのモデルも多く販売されています。

しかし楽器店によってはスペースの兼ね合いでよりユーザーの多いティアドロップ型やおにぎり型を置いていることがほとんどです。

そんな中JIM DUNLOPのJazzⅢシェイプはほぼ確実においてあります。

それだけ簡単に手に入るがために売れまくっているわけです。

元祖ゆえザ・スタンダードなわけですね。

JIM DUNLOP製のJazzⅢが売れまくる理由2:独特の厚み

2つ目の理由としては1.38mmという独特の厚みにあると思います。

多くのメーカーがピックを販売していますが、基本的にピックの厚みは

  • 0.6mm
  • 0.73mm
  • 0.88mm
  • 1mm
  • 1.5mm
  • 2mm

という具合の厚みで設定されています。

しかしJIM DUNLOPのJazzⅢは1.38mmという絶妙な厚みに設定されています。

1mmだと少し物足りない、1.5mmだと分厚すぎる…

なんて方の救世主的厚みなのです。

この独特の厚みが他のメーカーでは味わえないということで愛用ギタリストが絶えないのかと思います。

JIM DUNLOP製のJazzⅢが売れまくる理由3:素材

JazzⅢの素材は現行のラインナップは増えてしまいましたが、発売当初はナイロン素材でした。

その後様々な素材が出てきまして人気のものではウルテックスという素材もあります。

ナイロン素材はギターピックとしては古くから存在しますが、マイルドなサウンドになりやすいJazzⅢという先端がシャープなピックとの相性はかなりいいのではないかと筆者は考えています。

また近年ユーザーの多いウルテックス素材はべっ甲に近い素材というものですがこちらもナチュラルなサウンドが先端シャープなJazzⅢとの相性がいいです。

JIM DUNLOP製のJazzⅢが売れまくる理由4:ラインナップの多さ

これは近年においての理由になってしまいますが元祖であるのもあって近年幅広いラインナップが展開されています。

既存のラインナップでも幅を広げていたり、以前まではティアドロップ、おにぎり型のモデルしかなかった素材でのJazzⅢシェイプなど程全ラインナップを網羅しています!

詳細はJIM DUNLOPのサイトで確認してみてください!

理由は様々ですがとにかくいいピックです。

さて今回のテーマはここまでです。

上記のような理由以外にも愛される理由はあるでしょうが、単純に良いピックなのです。

ちなみに筆者の最近のメインピックはULTEX JazzⅢのXLです。

かれこれ長いこと使用していしてまして最近少し別の物も試しながら基本的にはメインとして使用しています。別の物を使用するといいましてもほぼJIM DUNLOP製品です。

他メーカーが悪いわけではありませんが単純にJIM DUNLOPというメーカーのピックはJazzⅢに限らず質の高いギターやベースに最適なピックを制作していると思います。

ピック選びで悩んでいる方は今一度JIM DUNLOP製品を試してみてはいかがでしょうか?

ピックに関してはこんな記事も書いていますのでよければ合わせてお読みください!

それではまた次回!