ハイブリッドピッキングの練習におすすめなフレーズを紹介します!

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どうも!速弾きが大好きなカールです。

今回のテーマはハイブリッドピッキングです。

カントリーではチキンピッキングとも呼ばれているもので、ピック以外に中指や薬指を使用して音と出すことをハイブリッドピッキングといいます。

今回は速弾きでも利用されることの多いハイブリッドピッキングの練習フレーズをいくつか紹介していきたいと思います!

今回の練習フレーズをやるメリット

さて今回紹介する練習フレーズでは

  • モダンなテクニックに応用できる
  • 様々なジャンルで使用できるので総合的に演奏の幅が広がる
  • オルタネイトピッキングでは難しいフレーズにも対応できる

ということが期待できます。

古くから存在する奏法ですが、今現在ではメタルやフュージョン系、ジャズ等あらゆるジャンルでハイブリッドピッキングを使用している方がいます。

近年インスタグラム等で人気が出ている方でも積極的に採用していますのでもはや現代のテクニカル系ギタリストには必須テクニックになってきているという個人的な見解です。

簡単なものやシンプルなものをまとめていますので初心者もまずはTAB譜を見てもらえれば幸いです!

それでは実際にTAB譜を見ていきましょう!

まずはウォーミングアップフレーズから

さてここからは実際のTAB譜を見てきましょう!

まずはウォーミングアップとしてシンプルにスケールの上昇を2つほど紹介していきます。

Ex:1

1つ目はAマイナースケールを1小節ごとに上昇していくものです。

ダウンピッキングマークのついていない部分が中指で弾いていくものです。音符の方に小さくmのマークがついているのでわかりづらいかもしれませんが参考にしていただければと思います!

Ex:2

2つ目は少しフレーズをひねったものになります。

こちらも1つ目と同じ1小節ごとに3ポジションに分かれています。小さなmがついていますので参考にしていただければと思います。

実践的な練習フレーズを弾いてみましょう!

ここから徐々に実践的なものを紹介していきます!

Ex:3

1つ目はウォーミングアップに近いものです。

ぬるぬると上昇していくフレーズなのでフレーズ内に詰め込みやすいかと思います。Aマイナーペンタトニックスケールなのでアドリブ中にも入れやすいかと思いますのでまずは練習がてらハイブリッドピッキングをしてみましょう!

Ex:4

更に詰め込み系にしていきます!

なんとなく見づらいかもしれませんが、スケール的には相変わらずマイナーペンタです。シンプルなオルタネイトだと少し弾きづらい分ハイブリッドピッキングの良さが出てきます!

慣れれば弾きやすいフレーズですし意外にも速く弾けてしまうので練習フレーズとしても実践フレーズとしても採用していただけるかと思います!

Ex:5

最後のフレーズは下降フレーズです。基本的に今までのものと同じ感覚で弾いてもらいたいのですが、下降フレーズの方が若干難しいです。

ちょっと工夫してあげれば上昇フレーズ同様にぬるぬる弾けると思うので是非挑戦してみてください!

上昇下降ができてしまえば詰め込みまくりのフレーズの完成です!

ハイブリッドピッキングはモダンギタリストの必須テクニックになりつつあります!

さて今回は簡単にハイブリッドピッキングの練習フレーズを紹介していきました!

現代のモダンギタリストの多くがテクニカルな演奏時に採用している奏法なので、今まで知ってたけどやったことがない人ややってみたけど上手く行かなかった方はまずはシンプルな練習フレーズから始めてみてはいかがでしょうか?

さて最後に実際にハイブリッドピッキングが聴けるバンドと

曲をいくつか紹介して終わりたいと思います。

Polyphia(ポリフィア)/G.O.A.Ta

1つ目はここ数年で絶大な人気を博したインストゥルメンタルバンドのポリフィアの楽曲です。ポリフィアの楽曲の場合弦が飛ぶ場合に多用しているイメージです。ダブルストップに近いイメージです。

PVなので見づらいかもしれませんが、かなりの頻度で中指を使用してます。

ポリフィアの楽曲では全体的にハイブリッドピッキングを採用していますので他の楽曲も是非聞いてみてください!

Jonathan Kreisberg(ジョナサン・クレイスバーグ)

2つ目はバンドではありませんがジョナサン・クレイスバーグというジャズギタリストです。この方めちゃくちゃ上手いです!

紹介している動画は有名曲「My Favorite Things」のカバーですがほぼ全般でハイブリッドピッキングをしています。

ジャズ系の方に多いのですが薬指まで使用してコード等もほぼハイブリッドピッキングで行っています。ソロなどではピックのみで弾いている個所もありますがかなり高度なハイブリッドピッキングを行っています。

ソロアルバムも視聴できますので気になる方は是非調べてみてください!

自分ひとりでは上手く行かな…という方に

さて今回のテーマはここで終わりですが、実際に練習してみたけどあまりうまくいかない…フレーズがあっているのかわからない…

 という方は一度筆者であるカールのレッスンを受けてみてください!

体験レッスン、オンラインレッスンにも対応していますのでお気軽にご連絡いただければと思います!

それではまたそれではまた次回!