ギターのストラップって何使ってる?素材ごとの特徴を紹介!
- 2021.08.15
- 機材系

みなさんストラップってなに使っています?
今回はいろんな生地が存在するストラップですが今回はストラップのおすすめを筆者の使用感を交えて紹介していきたいと思います!
主要なストラップの素材
まずストラップってどんな素材があるのでしょうか?簡単にまとめてみました
ナイロン製ストラップ

1つ目はナイロン生地です。タオルや服でも使われる素材ですね。
特徴として
- 価格が安い
- どこでも売ってる
- 低価格の物でも程よく耐久性もある
- ツルツル滑る
という特徴があります。
初心者セットを購入したりすると付いてきたりするのもナイロン生地のものが多いです
しかし安いものだけでなくしっかりと上質なものも存在し、多くのユーザーが使用しているものになります。
特徴の中の1つに滑ると書いていますが、決して悪い意味ではなく好みのポジションに持ってきやすく取り回しがいいとも言えます。
激しいパフォーマンスをされる方はナイロン生地を使用している方が多いイメージです。
最もよく滑るのがDIMARZIO製の物かと思います

クリップロックといわれる方式を採用していますのでストラップが外れづらく、激しいパフォーマンスをする方にもお勧めできます。
多くのアーティストが使用していることもあり、強度や信頼は厚いものかと思います!
とこんな感じでナイロン生地は初心者からプロの方まで幅広く愛されているものになります。
ポリエステル製ストラップ

2つめはポリエステル系になりますがこちらはナイロン系と大きな差はありません。
ですが若干異なるので特徴としては
- ナイロンよりちょっと高級感がある
- どこでも売ってる
- 低価格のものも程良く耐久性がある
- 滑りづらい
という特徴があります。最後に記載してありますが滑り加減がナイロン生地との違いかもしれません。
ナイロンもポリエステルも化学繊維ですのでどちらも滑りはありますが
筆者の印象ではポリエステル素材の方がざらざらしている物が多いと思います。
こすれると肌が痛い感じですがその分滑りにくいので、しっかりと構えたい方や演奏中に動いたりする時にギターが動いてほしくない方にはおすすめです!
布製ストラップ

3つ目は布製のストラップです。
一応うたい文句として上記2種類の化学繊維とは区別して天然素材を使用したものを指します。
特徴は
- 価格が化学繊維よりも高くなる傾向
- 天然素材だから肌に優しい
- ギターをしっかりとホールドしてくれる
- ある程度の値段でないと耐久性は期待できない
という感じですかね
化学繊維のストラップはこすれたりすると痛かったりしますが天然素材のおかげで痛みが少ない印象です
また滑り具合も化学繊維に比べて自然な印象でしっかりとホールドしつつも程よく滑りがあり扱いやす印象です。
ただやはり天然素材なので値段は上がります。安いモデルも今のご時世売られていますが耐久性やつくりはあまり期待できないかもしれません。
少しいいギターを買ったり、化学繊維が苦手な方は購入を検討してもいいかもしれませんね!
革製ストラップ

次に紹介するのが革製のストラップです
上記の素材とは全く異なるものなので特徴はガラッと変わりまして
- つくりがしっかりしているものが多い
- 重い
- 高い
- 裏地によって滑り具合が変わります
- 見た目がかっこいい!
- 経年劣化が顕著に出る
と特徴だけ見ると若干デメリットが多いです(笑)
しかしそれ以上に見た目がガラッと変わってステージでの印象も変わります!
また滑り具合に関してですが、裏地にスウェード生地を張っているものと張っていないもので変わります
スウェード生地は次に紹介するのですが、皮を起毛させ(けばけばさせる感じです)滑りにくくなった素材です。
スウェードが裏地に張っていない物の場合は滑ります。しかし化学繊維と異なり、皮独特の滑り具合になります。ツルツル滑るというよりある程度ホールドしてくれるので構えてもずれたりはしない印象です。
裏地にスウェード生地が張ってあるとギターをがっちりとホールドしてくれるのでほぼ動かないです。もちろんそのストラップのクオリティにもよりますが筆者の現在愛用しているストラップの場合どれだけ動いてもストラップの位置がズレません。
重さや、経年劣化等の難点もありますが見た目のかっこよさ、ギターを支えてくれる感じはおすすめするに値すると思います!
スウェードのストラップ

最後ですが、筆者はあまり見かけたことのない全面にスウェード生地を使用したストラップです。
なので特徴を詳しく書けないのですが
- 滑らない
- 値段が高い
- 高級感がある
- 光沢がない
というところがメインかと思います。
加工が必要なのでその分値段が上がりますが、滑りずらさは上記の革製のものの裏地に使用されていることもありしっかりとギターをホールドしてくれると思います。
また全面に使用しているので皮独特の光沢はないので布製品とうに近い見た目になると思います。
皮製品のテカリが苦手で化学繊維や布の感触が好きじゃない方にはお勧めかと思います!
その他のストラップ
さてここまで何種類かの素材を紹介してきました。
ここからは少し変わった素材やコンセプトのあるものを紹介していきたいと思います。
COMFORT STRAPP ( コンフォートストラップ )

1つ目はコンフォートストラップです。
筆者も以前試したことがありますが「ネオプレン」という素材が使用されているそうです(知らなかった…)
このストラップの特徴はズバリ肩への負担の軽減です
肩の部分にパットを取り付けている点や独自の構造によりギターを構えた際の負担を軽減するというコンセプトのものです。
人によって意見は分かれるかもしれませんが、実際に軽くなります。
またこのストラップが最初かどうかはわかりませんがこのストラップが出始めて以降おおくのメーカーがこれに近い構造のストラップを開発し始めた印象です。
長時間の演奏はやはり肩や体全体への負担につながるので気になる方は一度類似製品を含めて検索してみることをお勧めします!
MONO ( モノ ) / Betty

次に紹介するのがMONOのストラップです。楽器のケースなんかで有名なメーカーですね。
素材はどうやらウェットスーツにも使用されている物らしいです。
この製品も筆者は実際に使用していました。
印象としては少し重量はあるがしっかりしたつくり
という感じですかね。
負担が軽減されていたかといいますと…微妙です
しかし丈夫で、ずれにくく、肌にも優しかったので気になる方はチェックしてみてください!
あなたに合ったストラップを探してみてください!
さて今回のテーマはここまでです。
素材によってさまざまな特徴がありましたし、素材以外にも様々なコンセプトがあるストラップもありましたね。
ストラップは何でもいいかもしれませんが立って演奏するには欠かせないものです。
もっとも体に使いものなので自身の体にあった素材や特徴にこだわりをもってもいいと思います!
自身の体に合ったものを使用することで演奏時の負担軽減、パフォーマンス向上につながってきます。
けして高いものがいい、安いものがいけないというわけではなく自身の体に合うストラップを探してみることをおすすめします!
ギター周辺のアクセサリーはたくさんあるので悩みますが、それも楽しみの1つだと筆者は思っています。
ギター関連のアクセサリーを簡単にまとめた記事は他にもありますのでそちらも合わせて読んでいただけると幸いです!
それではまた次回!
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