ミュージシャンは耳が命です。ちゃんと守りましょう【おすすめの耳栓を紹介】

どうもギタリストのカールです。
今回のテーマは【耳】
ギターのみならずあらゆる楽器を演奏する方、音楽にたずさわる方にとって大事な耳
今回はそんな耳に関するお話ですが、主に耳をしっかりと守りましょう!というのがメインテーマです。
耳年齢を計測してみたら…
さて本題に入る前に皆さんはこちらのサイトをご存じでしょうか?
https://panasonic.jp/hochouki/download/dagehg/hearing2.html
一時期アプリなんかでも流行りましたが、いわゆるモスキート音という若者にしか聞こえない超高音域から徐々に帯域が低くなっていき簡易的に耳年齢を計測できるものです。
補聴器の販促のためのサイトですが、気軽に耳年齢がわかるので試しにやってみても面白いかもしれません。
そんな耳年齢チェックですが、筆者も試してみました。
耳年齢は簡単に20~60代、まで設定されており、その横にその年齢であれば聞こえるであろう帯域の音が流れるというわけです。
20代から順番に押していきます。
20代…聞こえない
30代…聞こえない
40代……聞こえる!
結果40代でした…
一応20代真ん中の筆者ですが、耳は40代だそうです…
結構ショックですね(笑)
まぁそんなこんなで今回の記事を思いついたわけです。
ギターのピッチ感は耳で感じるもの
さて今回のテーマでもある耳が命であるのは日常生活もさることながら、楽器の演奏の場合はさらに重要になってきます。
特にギターはフレットはあるとはいえ弦を直接押さえて弾きます。
少しでも強く押さえたり、ベンド気味になるとすぐにピッチが狂います。
それを感知するのは当然耳です。
またいいサウンド悪いサウンド、バンド全体の音量感、チョーキングの上げ幅
すべてにおいて耳が関係してきます。
バンド演奏やライブでは大きな音が出ます

ギター単体でも大きな音が出ますが、リハーサルからライブまでバンドとの演奏ではさらに大きな音が出ます。
音量的にはジャンルや演奏環境、バンドの構成によって変わりますがいずれも大きな音です。
特にロック系の演奏になるとリハーサルが終わると「キーン」と耳鳴りがすることがほとんどです。
もちろんバンド全体で音量を下げることもできるかもしれませんが、バンド演奏の迫力、ライブ感はやはりある程度の音量がないと無理です。
なのでロック系のジャンルにおいては必然的にかっこいい演奏、ライブとして成立する音量というのは耳に負担がかかります。
演奏する時以外でも耳に負担がかかっています。
また実際にライブ演奏をする時以外でも例えば対バンを見る際や好きなバンドを見る際も大きな音を聞くため耳に大きな負担がかかります。
特にライブの場合は巨大なスピーカーからバンド全体の音を聞くので耳への負担はかなり大きいです。
守れるのは自分だけですよ!
そんな演奏、リハーサル、見る側として耳に大きな負担がかかるバンドマン
耳を大事にしなければいけないのに耳に負担がかかってしまうという矛盾
多くの先輩ミュージシャンが難聴気味であると聞いてきました。演奏が終わっても爆音の後で聴力が落ちているので普通より大きな音量でしゃべっています。
耳へのダメージを更に蓄積しているので完全に悪循環です。
改善する方法はもちろんあります。守れるのはあなただけです!
そんな耳を守るすべこそ耳栓です!
耳が壊れる前に耳栓をつけましょう!
さて今回のテーマでもバンドマンの命でもある耳を守るためには耳栓が最もいいです。
イヤホンをつけたりしている方もいますが、個人的には少し値段はしても高級な耳栓を付けた方が良いです(モンハンみたいですね)
演奏時、ライブを見ている時に耳栓をつけることで終わった後も耳鳴り等のいわゆる「耳がとぶ」という現象は全くないに近いです。
今回記事を書いている筆者のカールもリハーサル、本番、ライブを見る際にはほぼ必ず耳栓をしています。
ジャンルやライブハウスにもよりますが大きな音が出る際は確実に耳栓をしています。
おすすめはCRESCENDO (クレッシェンド)製のものです
さて実際に耳栓を紹介していくのですが、おすすめはCRESCENDO製のものです

¥5,180と少し高いのですが購入する価値はあります。
一般的な耳栓でもいいのですが、耳栓の多くはギターやハイハットの高音域がどうしても聞こえなくなってしまいます。
しかし上記に紹介した耳栓は楽器を演奏する方やライブ等を見る方に適した設定をしているので聞きたい音域は残しながらしっかりと音を小さくしてくれます。
筆者も以前はいろんな耳栓を試しましたが、やはり高音域がしっかりと聞こえないので演奏がしづらかったのですがCRESCENDO製のものに変えてから演奏もしやすく耳への負担も少ないので愛用しています。
他の耳栓でもいいのですが実際に演奏される方は高いですが試してみることをおすすめします!
1度落ちた聴力は戻りません
さて今回のテーマはここまでです。
実際に使用してみるとはじめのうちは気になるかもしれませんが、演奏後に耳鳴り等が全くないことに驚くこと間違いなしです。
また耳栓をするもう1つの利点としてギターの音がしっかりと聞き取れるのでチョーキング等でピッチをしっかりと確認できます。演奏の精度にも直結するので耳栓をつけるだけで演奏が上手くなっていしまうなら耳栓を付けないことはないですよね?
筆者は耳栓をつける前までは爆音で演奏、大声で会話と悪循環を繰り返してきました。そのせいで20代で40代の耳年齢です…
ショックですがこれ以上悪くしないため耳栓をしっかりとしています。
1度悪くなると聴力はほとんど回復しません。
いい音でいいライブを見る、いい演奏をいい音でする時間を長くするためにも耳栓を適せん使用してみてはいかがでしょうか?
今回のような記事以外にも機材系のレビューやレッスンの記事がありますのでよければ一緒に読んでみていただけると幸いです!
それではまた次回!
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