エコノミーピッキングを強化しよう【ギターレッスン】

お疲れさまです。ギタリストのカールです!
今回のテーマは「エコノミーピッキング」です。
速弾きのフレーズの中でもクラシカルなフレーズや激しい移動を強いられることの多いエコノミーピッキングは何かと適当に弾きがちなものです。
今回は簡単な基礎から、長めの応用フレーズまで掲載しておきますので是非エコノミーピッキングの練習フレーズとしてとして取り入れてみてください!
筆者も頑張って練習します!
まずは基礎から
エコノミーピッキングの基本的なフレーズを2つ用意しましたので見ていきましょう
EX:1

EX:2

エコノミーの基本でもあるダウン、ダウン、アップを使用して速いフレーズを弾いていくための基礎的なフレーズになります
EX1,2ともに同じポジションでのフレーズですが、開始位置やダウンアップの順番が変わります。
どちらも頻繁に使用されるフレーズなのでしっかりと練習しておきましょう!
ダウンを2回続けて弾く部分がエコノミーピッキングの特徴でもありますが、やはり走りやすかったり2つとも適当になってしまいやすい部分です。
はじめは大げさなくらいダウンを意識した方がテンポを上げていった際に上手く行くと思います!
毎度おなじことを書いていますが、最初はゆっくりで構いませんのでダウン記号とアップ記号の指示通りに弾いてみましょう。
左手もやや忙しく感じるかもしれませんが頑張ってついていきましょう!
基礎フレーズからの応用
次にEX:1,2のフレーズを少しアレンジしたフレーズを紹介していきます
EX:3

EX:4

EX:3ではEX:1のフレーズをアレンジしたものになります。17フレットまで開くストレッチフレーズがあるので少し難しいかもしれませんが、クラシックフォームでしっかりと開きましょう!
EX:4はEX:2のアレンジです。基本的にはEX:3と同じようにストレッチがありますが、アップから始まり、途中でもアップを連発しています。そうなるとダウンの部分でついつい走りがちです。気をつけましょう。
最終的にはご自身に合うピッキングパターンでも構いませんが、最初は指示通りに弾いてみるのがいいと思います。
ダイアトニックを使った応用フレーズ
最後は少し長いフレーズですがダイアトニックに沿ったエコノミーの応用フレーズになります。
EX:5

EX:1のフレーズを使ったものですがAメジャーで進行しています。
基礎をしっかりおさえてから挑戦してみましょう!
移動の際もポジションやフォームがいくつか異なるので、まずは1ポジションごとに練習してみることをおすすめします!
基本的なピッキングパターンはEX:1と一緒なのでEX:1やEX:2のフレーズを当たり前にしてから取り組むと意外と簡単にできちゃうかもしれません。
ピッキングといいますが左手が重要です
練習フレーズはここまでです。
基礎的なフレーズをしっかり練習していれば後半のフレーズはそこまで難しくありません。
ピッキングパターンをしっかりと手に覚えさせることが重要です。
さてそんなエコノミーピッキングですが、実際は右手にパターンを覚えさせてからの左手のポジションやフォームがとても重要になってきます。
エコノミーピッキングは右手が走りやすい分パターンを覚えてしまえば右手の苦労は少ないです。
しかし左手は普通のフレーズ同様に動かすのでスウィープ同様忙しいです。
なので右手のパターンをしっかりと覚えたら、とにかく左手を鍛えましょう!
ピッキングに目が行きがちですが実際に大事なのは左手です。ポジションやフォームを叩きこんでとにかく速く動かせるように練習しましょう!
上達しない、あってるかわからない…という方はレッスンを!
さて今回のテーマはここまでです。
エコノミーピッキングって実際に弾くと右手と左手のギャップで「あってる?」となる事が結構あります。
なかなかバランスが取れない方やあってるのかわからない方は是非筆者であるカールのレッスンを受けてみてください
直接見させていただいてアドバイスさせていただきます!
詳細はこちらから
それではまた次回!
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