Kiko Loureiroに学ぶ!スムーズなフィンガリングを実現する練習法!
- 2021.09.01
- 練習法

どうもギターを弾いているカールです!
今回のテーマは左手のスムーズなフィンガリングに注目していきます。
フィンガリンがきれいなギタリストは多くいますが、今回はレッスン等の動画を多く公開しているキコ・ルーレイロを参考にしながら解説していければと思います。
キコのようなヌルヌル動く美しい左手のフィンガリンを身に着ける参考になればと思いますのでよければ最後までお付き合い下さい。
キコ式フィンガリングのレッスン1
1つ目の動画ではクロマチックスケール、メジャースケールを用いながらバタつかせないピッキングを目指すというものです。
練習のポイント:弦を押さえた状態にする
フレーズ例として序盤は5フレットから始まるクロマチックを用いています
ポイントとしては人差し指~小指まで順番に押さえる際にすべての指を押さえた状態にします。
小指まで行くとすべての指が押さえた状態になります。そして次の弦に移動する場合人差し指で押さえますがその際残りの指は押さえっぱなしです。
参考としてTAB譜で表記します

上記にも書きましたが、押さえたフレットは押さえっぱなしです。なので弦移動した場合はTAB譜のように小指が移動するまで8フレットは押さえっぱなしです。
これは後半のメジャースケールでも同じ要領です。

メジャースケールは3フレット始まるGメジャースケールですが、ポジションはどこでもいいです。
いずれのフレーズでも押さえた指は常に押さえっぱなしにしておくということです。
これにより指がバタつくことを押さえてくれます。テンポは120と記載してしまっていますがめちゃくちゃゆっくりで構いません。
あくまで徐々にバタつきを抑えるのが目的なので1日、2日では効果は出ません。
日々の練習のアイディアで5分くらい取り入れる感覚で問題ないです。
キコ式フィンガリングのレッスン2
2つ目の動画では余分な力を入れずに効率よくフィンガリングするための練習法です。
フレーズ例としては今回もGメジャースケール等を用いながら様々なフレーズを弾いていますがどれも共通のポイントがありますのでそこを意識しながら練習してみるといいと思います。
練習のポイント1:ほぼ力を入れないで弦に触れる感覚でフレーズを弾く
ポイントとしては音がならないくらいの力で押さえるということです。
矛盾がありますが最初は弦に触れるくらいでフレットの上に指を置くことです。
カスカスの音しかなりませんがそれでオッケーです(キコ本人も音は良くないがそれでいいと言っています)
極限までリラックスした状態の左手でのフィンガリング練習が効果的ということになります。余分な力が入りすぎてスムーズなフィンガリングのさまたげにならないようにするのがポイントです。
アルペジオフレーズがあるので参考程度に表記しておきます

基本的にはこのアルペジオフレーズかGメジャースケールで大丈夫です。
動画内で少し長めのフレーズもあるので今回の練習のポイントとは関係ありませんが興味がありましたら挑戦してみてください。

あくまでフレーズ例なので興味があったらで構いません。
大事なのは限りなくリラックスした状態でのフィンガリングとフレーズを弾くというイメージです。
ちなみに脱力とは全く関係ない話です。
間違えないようにしましょう。あくまでスムーズなフィンガリングで演奏するための基礎練習です。脱力演奏のためのものではありません。
練習のポイント2:ギリギリ音がなる程度の力で押さえる
ポイント1にて限界まで力を抜きほぼ力を入れずに弾きました。
さて次のポイントはそこから徐々に力を入れていきギリギリ音が鳴る、押弦ギリギリの状態を作ります。
これは確認なのでどのポジションでもいいです(各弦の好きなフレットでやってみるといいと思います)
ギリギリ音が鳴る状態が必要最低限の力です
それ以上の力って本来は必要ないんですよね。徐々にでいいのでギリギリなる音量での力でスケール練習等を行うとこの練習での本来の効果が発揮されます。
この練習法も少しやったら良くなるとかではないので1日5分くらいを目標にちょっとずつやってみましょう!
毎日やったら効果が出ます
さて今回の記事はここまでです。
基本的に1日にちょっとやっていって徐々に効果が表れるものです。
あくまでキコの考えたものなので当然あうあわないがありますが効率よく無駄なくフィンガリングを行うことでミスを防ぐこともできますしやってみる価値はあるかと思います。
バタバタする事が悪いことではないのですが、効率よく動かす瞬間も演奏の際には必要になると思いますので今回の記事が皆さんの練習にいい影響を与えれていれば幸いです。
別の記事で逆にバタバタ動かすことの意味を解説した記事もありますのでそちらもよければ参考にしてみてください!
それではまた次回!
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