超絶テクニカルギターが聴けるインストアルバム5選

どうも速弾きしかできないカールです。
今回のテーマは近年話題のギタリストを中心に超絶技巧が聴けるアルバムを筆者個人の見解もマシマシで悩みに悩みましたがまずは5枚厳選して紹介していこうと思います!
有名どころメインですがそれぞれのおすすめポイントがたくさんありますので興味があるものは是非チェックしてみてください!
それでは1枚目から
Ⅰ/Jason Richardson
1枚目に紹介するアルバムはモダン速弾きギタリストのトップといっても過言ではないジェーソン・リチャードソンの「Ⅰ」です。
YouTubeにもアルバム内の曲がいくつかPVとして公開されています。その中から”Titan”という曲を合わせて紹介させていただきます。
ジェーソンの特徴はとにかく正確無比なフルピッキングでしょう
圧倒的な速弾きではありますが、1音1音が正確でフレーズがつぶれることなく音の波として押し寄せてきます。
また7弦を使用したリフも強烈でドラムのバスドラとシンクロさせるジェントスタイルのフレーズから指板上を駆け巡るアルペジオフレーズまで多彩性があります。
ちなみに筆者は来日ライブを大阪で見たのですがマジでうまいです。
そのまま正確無比に弾ききってすっと帰っていきました(笑)
現在はメタルコアバンドのAll That Remainsのサポートをしながら2枚目のアルバムを制作中です。
おそらく年内から年明けにかけて「Ⅰ」に続く2枚目のアルバムが発売される予定なのでまだ聞いたことない方は是非1枚目をチェックしてみてください!
Animals As Leaders/ Animals As Leaders
2枚目はTosin Abasi(トシン・アバシ)率いるAnimals As Leadersのデビューアルバムでありセルフタイトルの「Animals As Leaders」を紹介していきます!
1枚目はアバシ本人がギターパート以外を打ち込みしたものですがかなりハイクオリティなものになっています。
まずはアルバムから人気曲”CAFO”のPVを
もうイントロから何をやってるのかわからない異次元に放り込んでくれます。
Animals As Leadersの特徴はご存じの方も多いと思いますが8弦ギターとドラムのみのシンプルな構成ではあるものの重厚なサウンドとポリリズム、変拍子を駆使したプログレッシブ性ですね
速弾きの技術ももちろんですが2枚目以降は8弦の重厚感を駆使したスラップとポリリズムの変態性が倍増しています。
1枚目はスウィープやタッピングがふんだんに盛り込まれていますのでまずは1枚目を聞いてみる事をおすすめします!
さらなる変態性を求められる方は是非2枚目以降も聞いてみることをおすすめします。
Animals As Leadersは2016年に4枚目のアルバムをリリース以降しばらく各メンバーのソロプロジェクト等でアルバムは発売されていませんでしたが今年アバシ本人のインスタで最新アルバムのリリースが発表されました!
1枚目に紹介しましたジェーソンと合わせて今後テクニカルかつジェンティーで変態な音源がたくさん聞けるチャンスです!
是非まだチェックしたことない方は今のうちにこれまでのアルバムをチェックしてみてください!
最初の2枚の時点でかなりパンチ効いてますがまだまだおすすめのアルバムがありますのでさらに紹介していきたいと思います!
The Aristocrats/The Aristocrats
3枚目はGuthrie Govan(ガスリー・ゴーヴァン)がギターを弾いている3ピースバンドのThe Aristoctratsのセルフタイトルです。
モダンギタリストというには年齢的には上になりますが、モダンギタリストたちに多大な影響を与えたという点とただただ筆者であるカールが大好きなギタリストという観点から紹介させていただきます!
テクニカルな演奏もありますがなんといってもスタジオミュージシャンとして活躍しているメンバーで構成されているだけあって、グルーヴと表現力が圧倒的です!
上記で紹介した2枚と比較するとフュージョンよりな部分とアドリブが多いです。
継続的にアルバムをリリースしていますがPVはあまりないので1枚目のThe Aristocratsから”Bad Asteroid”のライブ演奏を見てもらえればと思います。
ギターのポテンシャルを全面に押し出した演奏とバンドメンバー全員が主役に思える演奏は見ていて圧巻です。
遊び心もあり1度はライブでみたいなと思えるバンドかと思います。
そんなアリストクラッツはメンバーそれぞれの活動があるので現在アルバムのリリース情報はありませんが、これまでに4枚のアルバムがありますので是非チェックしてみてください!
またベースのBryan Beller(ブライアン・ベラー)はスティーヴ・ヴァイの、ドラムのMarco Minnemann(マルコ・ミンネマン)はジョーサ・トリアーニのサポートメンバーをしていました。
現在の詳細はここでは割愛しますがそれぞれの演奏も往年のギタリストたちの音源で聴けると思うので是非チェックしてみてください!
Arch Echo /Arch Echo
4枚目に紹介するアルバムはバークリー出身者で構成されたプログレッシブ・インストバンドのArch Echo(アーク・エコー)のこちらもセルフタイトルのアルバムです。
デビューは最近ですがメンバー全員の高い演奏能力と作曲能力の高さでデビューして間もなく世界的な人気を獲得しています。
YouTubeに公開されたPVも非常にモダンなバンドらしい映像になっていますのでまずは人気曲の”Color Wheel”の映像をどうぞ!
このバンドの特徴はテクニカルかつプログレッシブでありながら非常にキャッチーであるということです。
日本のゲーム音楽にも精通するメロディー等も多くありながらマニア心をくすぐるプログレッシブ性があります。
1枚目のアルバムをリリース後は日本を含むワールドツアーを成功させているほかオンライン上での積極的な活動が近年のバンドっぽいですね。
スタジオライブ等もYouTube上に投稿していますので気になった方は楽曲の視聴のみならず演奏動画のチェックもしてみることをおすすめします!
5:Everything That Is You/Thrailkill
最後に紹介するアルバムはジェーソンリチャードソンのようにソロプロジェクトを行っているギタリストWes・Thrailkill(ウェス・スレイルキル)のアルバム「Everyting That Is You」です
モダンギタリストらしくインスタグラムなどのSNSでの人気が高いギタリストの1人です。
ギターメーカーのKIESELとエンドース契約をしているので多くの演奏動画はKIESELの公式チャンネルで見ることができます。
その演奏動画の中からアルバムの4曲目にあたる”Everything’s”をまずは見ていきましょう。
ウェスの演奏の特徴はタイトな演奏とリフレインです。
今回紹介しているアルバムで弾いているギタリストの演奏技術はどれも素晴らしいものですが、ウェスは特にリフでの繰り返しの頻度が多い気がします。
その繰り返しのフレーズを常にドンピシャのテンポでタイトに弾き続ける技術は簡単そうに見えてかなりの難易度です。
メロディーやフレーズはシンプルなものも多いのですがここまでタイトに弾くのはかなり難しいと思います。
中毒性といいましょうか、体ごとノれる曲がたくさん収録されています!
ちなみにウェスはアメリカにある音楽学校MIの出身者でこのアルバムもMI出身のメンバーでレコーディングされています。
ベースを担当しているのは日本人ギタリスト、ベーシストのYas Nomuraさんです。
彼の演奏も非常に秀逸なので是非ベースも合わせてチェックしてみてください!
まだまだありますが今回はここまで
さて今回は非常に選ぶのが大変でしたが超絶テクニックが聴けるモダンなインストアルバムとしてまずは5枚紹介させていただきました!
どの作品も素晴らしいものですのでまだ聞いたことない方は是非チェックしてみてください!
他にも素晴らしいアーティスト、バンドはたくさんありますので今後もレッスン記事等の合間に紹介出来たらなと思います。
今回のような記事以外にも筆者であるカールはギター、特に速弾きをメインにしたレッスン記事や音作り、機材に関しての記事をたくさん投稿しています!
もし興味がありましたらこちらから見ていただけると幸いです!
それではまた次回!
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