初心者~中級者ギタリストにオススメしたい5万円までのマルチエフェクター3選

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どうもギターを弾いているカールです。

今回のテーマは初心者からギターに慣れてきた中級者に向けて本当の意味で紹介したいマルチエフェクターについてです。

筆者の記事ではほかにもマルチエフェクターに関して記事を作ってきていますが今回は実際に購入を視野に入れた場合にどのようなマルチエフェクターが本当にオススメできるのかをまとめていきたいと思います。

あくまで筆者目線ですが最近のマルチエフェクターの傾向を意識しながらなるべく失敗しない選び方を交えて紹介していければと思います!

おすすめのモデルが気になる方は目次から今回紹介したい3つのモデルだけでもチェックしてみてください!

本当の意味でオススメしたいマルチエフェクターのポイントは?

さてまずは実際に紹介していく前に今回筆者がおすすめしたい3つのモデルには共通点があります。

  • フットスイッチが4つ以上
  • 操作がある程度簡単である
  • 拡張性
  • 1台でもライブができる
  • なるべくコンパクト

という点が3つのモデルの共通点になります。

上記の共通点はすべて初心者が公開しないために大事な項目が詰まっています。

フットスイッチが4つ以上 必要な理由

1つ目にフットスイッチが4つ以上必要な理由としましては足だけで複数の項目を操作できる点に重点を置くとどうしても4つは欲しいところです。

フットスイッチが3つのものもありますがそれらの機種の多くはプリセットの上げ下げしかできないものが多く3つ以上の音色を使用すると考えた場合操作がややこしくなります。

順番を覚えればいいかもしれませんがそんな努力するなら操作簡単な機種の方が良いです。

なのである程度複雑な操作をするのであれば今回紹介する3つのモデル以外でもフットスイッチを4つ以上備えた機種か追加のスイッチを使用できる機種が望ましいです。

操作がある程度簡単な方が良い理由

これはそのままですが難しすぎてもいいことはありません。

しかしどうしても操作のなかで複雑な操作が必要になることはどの機種にもあります。

逆に簡単すぎる機種は将来性がないと思ってもらってもいいかもしれません。

なるべくメインの操作は簡単な機種を選べるといいと思います。

拡張性が必要な理由

ここでの拡張性とは追加のフットスイッチやmidi端子等の接続が可能かというのが拡張性です。

フットスイッチの項目にも書いていますが基本的に4スイッチでも追加でフットスイッチやmidiスイッチが接続できれば複雑な操作が可能になります。

もちろん単体での使用も可能ですが思い立った操作が今のフットスイッチの数では無理な場合にこの拡張性はかなり重要になってきます。

せっかく気に入って使っていてもやりたことが制限されていてはそのエフェクターの出番が減ってしまいます。

拡張性があるだけでそのエフェクターが長期にわたり活躍できるのであればそれほどいいことはありません。

今回紹介する3つのモデルも拡張性があるものを選んでいます。

1台でもライブができてなるべくコンパクトな方が良いです

さて後半2つの項目に関してはまとめて書かせていただきますが1台で完結できるのは非常に強いです。

せっかくマルチエフェクターを導入したのに上記にも書いたフットスイッチの制限などで複数のエフェクターを持ち運んでいてはマルチエフェクターを選んだ理由がなくなってしまいます。

もちろんシステムのアイディアとして他のエフェクターとの併用はいいことだと思います。

しかしまずはその1台でも完結できるのが大事かと筆者は思います。そのうえで外せないエフェクターやアイディアを導入していくのがマルチエフェクターを活用していくメリットかと思うのでまずは1台でライブできる物を選びましょう。

そして運搬の面から考えるとコンパクトかつ軽量なものが望ましいかと思います。

拡張ないし他のエフェクターの導入を視野に入れるならよりコンパクトかつ軽量なものがいいと思います。

今回選んだ3つのモデルもギターケースに収まるものや気軽に持ち運べるものを紹介していきます。

本当にオススメしたいが1点デメリットも

さてここまで本当に紹介したいモデルの特徴を紹介していきましたが1点デメリットが存在しますそれが

値段が少し高い

という点です。

残念ながら現状で筆者の書くオススメの条件に当てはまる機種はどうしても3万を超えて5万に近いものが多いです。

しかし1度手に入れてしまえば自宅からライブまで活躍してくれること間違いなしの機種ばかりですのでマルチエフェクターの導入を検討している方は是非購入を視野に入れていただければ幸いです。

それでは今回本当にオススメしたい3つのモデルの紹介に行きたいと思います!

本当にオススメしたいマルチエフェクター3選

長々とおすすめの理由等に触れていきましたがここからは本当にオススメしたい3つのモデルを紹介していきたいと思います。

どれも有名なものですが非常に優秀な機種ばかりですので是非候補にしていただければと思います。

それでは実際に見ていきましょう。

1:MOOER ( ムーアー ) / GE250 マルチエフェクター

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MOOER ( ムーアー ) / GE250 マルチエフェクター

1つ目に紹介するのは発売以降初心者から上級者の方まで幅広い層から支持を集めたMOOERのGE200の上位機種に当たるGE250です。

軽量、コンパクトかつ5つのフットスイッチとヴォリュームペダルを備えた仕様です。

5つのフットスイッチを備えているのでバンクの切り替えが左側の2つで行えて残りの3つのフットスイッチがバンク内の操作に割り当てれます。

これによって3つの音色に関してはスイッチ1つで行えることになります。

またMOOERのマルチエフェクターシリーズの最大の特徴は音の良さかと思います。

同価格帯のエフェクターの中でも音質は上位に入るかと思います。

Tone Capture機能を搭載しているので他の機種やアンプで作成した音をこのエフェクターに取り込むことができます。

操作性に関しては操作したいエフェクトのボタンを押せばエディット画面にすぐ移動するのであとはつまみをいじるだけです。

また拡張性に関してですが入出力の画像を見ていきましょう。

外部フットスイッチを接続できるほかにmidi接続も可能です。

これにより使いたい機能を外部のフットスイッチに割り当てられるほかにmidiでより複雑な操作をすることも可能になります。

出力に関してはアンプ等にリターン挿しする以外にXLR端子からのライン出力も可能です。

軽量コンパクトで同価格帯でも上位の音質を誇るGE250は操作面、音質面すべてこみでもおすすめできるエフェクターです。

2:HOTONE ( ホットトーン ) / AMPERO

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HOTONE ( ホットトーン ) / AMPERO

2つ目に紹介するのがHOTONEのAMPEROになります。

こちらは操作性に特化したマルチエフェクターとして話題となったマルチエフェクターです。

最大の特徴はタッチパネルでの直感的な操作です。

近年ハイエンドモデルでも挿入されているタッチ機能ですが5万円を切る価格でこの機能を持ち合わせているのはこちらのメーカーのみかと思います。

フットスイッチが4つと今回紹介するモデルの中では1番少ないですがそれでも1度に3つの音色の操作と追加でコントロールしたい機能をCTRに追加できるので問題はありません。

タッチパネルでの操作は非常に簡単で操作したいものをタップすればエディットできるのは今までのマルチエフェクターにはない感覚で複雑に思うかもしれませんがすぐに慣れるはずです。

拡張性ですがこちらも入出力の画像を見ていきましょう。

GE250と比較すると少ないかもしれませんが必要最低限のものを備えています。

GE250同様に外部フットスイッチの接続、midi端子の接続が可能になっています。

必要最低限であるのは初心者の方には非常に重要で挿し間違えを防いでくれます。

そんなことないでしょって思うかもしれませんが入出力が増えるとそれだけ挿し間違いが増えます。

なのでこれだけシンプルであれば背面を見なくても接続できてしまいます。またシンプルな分重量は減り横、縦と縮小出来ます。

ギターケースにしまえるサイズ感でありながらタッチパネルでの操作性で思い通りのサウンドを作るのも非常に簡単かと思います。

ライブでもう少し音色等を操作したいと思えばすぐに拡張もできるので荷物が大幅に増えることもありません。

自宅でもライブでも活躍すること間違いなしの1台かと思います。

3:Line 6 ( ライン6 ) / POD GO

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Line 6 ( ライン6 ) / POD GO

3つ目に紹介するのはマルチエフェクターの老舗といってもいいんじゃないでしょうか?LINE6のPOD GOです。

今回紹介するモデルの中ではサイズが最も大きいですが操作性と運搬性を兼ね備えている点では上記のモデルとは大きな違いはありあせん。

操作は上位モデルのHELIXシリーズ同様の簡単かつ高度なルーティングも可能です。説明書が非常にわかりやすいのもLINE6の特徴なので困ったら説明書を見ればほとんどの操作はできてしまうかと思います。

サイズは大きいですが8つのボタンを搭載しているのでおおよそやりたことはほとんどできてしまいます。

拡張機能もありますが使わなくても1台でライブはできるのではないでしょうか?

メインの4つのフットスイッチ以外にMODEスイッチを使用すれば個別に登録したエフェクターのオンオフが可能になります。

足元で行いたい操作はほとんど行えます。

拡張性も確認していきましょう

サウンドハウスで探す

midi端子、XMLアウトがありませんがルーティングによってはラインでの出力も可能ですし外部のフットスイッチも接続できるのでおおよそ必要な機能は備えています。

先に紹介した2台ももちろん1台で完結できる実力がありますが、老舗のLINE6らしい剛性と操作性でステージユーズを念頭に置いたこのモデルはやはり同価格の他のモデルと比べると頭一つ抜けていると思います。

ステージでの使用をメインでお考えの方はPOD GOをチェックしてみてください!

初心者の方には少し高いかもしれませんが後悔しないと思います!

さて今回のテーマはここまでになります。

どれも多機能で1台完結できるポテンシャルを持っていますが少し高いです。

2021/11/03現在のそれぞれの価格が

MOOER  / GE250:¥49,50

HOTONE / AMPERO: ¥48,180

Line 6  / POD GO:¥49,290

という感じになっています。

少し高いかもしれませんがどの機種も今回紹介させていただいたように素晴らしい機能、音質を持っています。

コンパクトエフェクター3つ分くらいに考えていただいてもいいかもしれません。

もちろんコンパクトの良さはあります。筆者も良く集めています。

しかしライブでのトラブルの少なさ幅広いジャンルへの対応力としてマルチエフェクターは近年プロの現場でも使用されるまでに拡大してきました。

あくまで筆者の個人的意見ですが皆さんのギターの音作りの中にマルチエフェクターという選択肢が増えればと思います。

マルチエフェクターに関しての記事は他にもありますのでよければそちらも参考にしていただければと思います。

それではまた次回!