【ギターソロ】シンプルなフレーズをかっこよくするアイディアを紹介します

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どうもギターを弾いているカールです。

今回は久しぶりにレッスン系の記事になります。

ギターソロ等で何かと出てくるワードに「フレーズの引き出し」という物があります。

しかし増やそうとしても上昇下降のみのシンプルなものや覚えた手癖だけになってしまったりとなかなか増やせないものです。

沢山あったらいいなと思うフレーズの引き出しをいままで弾いてきたフレーズやシンプルな物を駆使して増やしていけるアイディアを今回は紹介していきたいと思いますので是非最後まで読んでみてください。

ズバリテーマは【ずらす】です。

フレーズの引き出しを増やすアイディアの基本

では実際にフレーズを交えながら見ていきましょう。

Aマイナーペンタトニックスケールを使用して今回紹介するアイディアを紹介してきたいと思います。

各フレーズに対してデモ演奏もありますのでわからないところは参考にしてみてください。

EX-1 基準となる上昇パターン

EX-1は基準としてシンプルにAマイナーペンタトニックスケールを上昇していきます。

8分音符でテンポは100です。

このままですとスケールをただ上昇しているだけになります。

そこでEX-2で同じフレーズに少し工夫してみました。

EX-2 8分裏から始める

EX-2は同じ上昇フレーズですが8分裏から始めてみました。

メトロノームだけでは少しわかりずらいかもしれませんがEX-1に比べると少しややこしく聞こえます。

もちろん現状は上昇フレーズなので結局練習フレーズに聞こえるかもしれませんが今回のアイディアのポイントは拍をずらすことにあります。

弾き始めの拍をずらして弾く

EX-1,2を比較してもらったように同じフレーズでも弾き始める位置を変える事で聞こえ方が変わります。

同じフレーズでも始める拍を変えれば別のフレーズに変わるというのが今回のアイディアです。

EX-1,2では同じフレーズを表拍からスタートと裏拍からのスタートで弾き分けています。それ以外は同じです。

普段弾く手癖やアドリブもずっと1拍目や表拍から弾いていると単調な変化のないもになりやすいです。

そんな時は裏拍や1拍目以外から始めると同じフレーズでも少しトリッキーに聴かせることができます。

EX-1,2はあくまで例なので仕組みがわかってしまえば簡単です。普段弾いているフレーズでも8分裏から始めてみましょう!

16分音符でずらすとより変化を感じれます

そんなに変わるの?と思われた方もいるかもしれません。

確かにEX-1,2は8分音符でゆっくりなのであまり変化がなく感じたかもしれません。

では次はもっと変化を感じれる16分音符で始める位置をずらしてみましょう。

Aマイナーペンタトニックの上昇でテンポは同じ100です。

EX-3 16分でのシンプルな上昇フレーズ

EX-3は基準となる16分音符での上昇です。

ここから徐々にずらしていきます。

EX-4 16分1つ分ずらした16分裏から始めるフレーズ

EX-4はまず16分音符1つ分ずらして16分の裏から始めています。

16分裏って結構リズム取りずらいです。難しいかもしれませんがマスターすると同じフレーズでも複雑に聴こえるフレーズになると思いますのでデモ演奏を参考にしながら挑戦してみてください。

弾きづらい、リズムに乗れないと感じた際は16分をあらかじめ空ピッキングかブラッシングしながら弾いてみるといいと思います。

メトロノームだけだとわかりずらいかもしれませんが実際にバンドやバッキングトラックに合わせると結構トリッキーに聞こえますのでまずは簡単なフレーズでやってみましょう。

EX-5 16分2つ分ずらした8分裏からのフレーズ

EX-5はEX-2と同じ8分裏からの始めるフレーズになります。あまりトリッキーではないですがよく使います。

今回はすべて1拍目から弾いていますが4拍目の裏からのフレーズ(ピックアップフレーズなんて言ったりします)なども結構あるのであまり弾いたことのない人は身に着けておくと何かと役に立ちます。

EX-6 16分3つ分ずらした16分裏からのフレーズ

EX-6はまた16分裏からのフレーズです。

こちらも16分1個分ずらした時に16分裏と同じでリズムをとるのが難しいです。

フレーズの切り替わりがすべて16分裏からになるので弾くのも結構ややこしいかもしれませんがその分シンプルな上昇フレーズでもややこしく聴こえるフレーズになるので覚えてしまえばフレーズの幅は広がると思います。

実践風のフレーズでも拍をずらしてみましょう

さてここまで8分、16分音符のフレーズの弾き始める位置をずらして弾いてみるというアイディアをシンプルな上昇フレーズで確認してきました。

ここからは実際にアドリブでも使いそうなシンプルなフレーズを用意したのでこちらをずらしていきたいと思います。

ドラムやベースを入れてみましたのでよりフレーズの変化がわかるかと思いますので演奏音源も参考にしてみれください。

EX-7 下降フレーズを16分裏から始める

1つ目のフレーズから16分裏スタートです。

このフレーズはどちらかといと裏から始めた方が自然に聞こえるかもしれません。

フレーズ内にハンマリング、プリングの指定はありますが弾きやすいようにしてもらって構いません。

大事なのは16分音符をキープしながら始まりがズレないことです。

EX-8 EX-7を更にずらして弾いてみる

EX-7のフレーズをもう1つ後ろの16分裏から始めたフレーズがEX-8になります。

16分裏から始めるのが自然なフレーズなのであまり大きな変化はないかもしれませんがEX-8の方が少しタメの効いた演奏になるかと思います。

弾き始める位置がずれることで小節をまたいでのフレーズになるのでこの部分だけ聞くとあまりかもしれませんがフレーズやアドリブ演奏全体で見ると結構変わって聞こえてきますよ。

EX-9 少し長めの規則性のあるフレーズ

EX-9ではフレーズを長めにしました。しかしフレーズ自体はある程度規則的なものです。

全体的には下降フレーズです。こちらもハンマリング、プリングは無視してもらっても構いません。

少し複雑にしようとしてみましたがやはり拍目から始めると「よし、弾くぞ!」という雰囲気が出すぎていますね。

なのでこのフレーズもずらしてみましょう。

EX-10 EX-9を16分3つ分ずらして弾いてみる

EX-9と同じフレーズを弾いていますが始める位置を変えるだけでかなり印象が変わったと思います。

特徴的なのは前半の下降していくフレーズが小節をまたいでいるので小節ごとに区切った練習フレーズみたいには聞こえない点です。

アドリブでソロを弾く際にフレーズが単調になる理由の多くは小節ごとに区切ってしまう場合が多いのでEX-10のように1つのフレーズで小節をまたいだりできると同じフレーズでも違った聞こえ方になるので少し難しく見えるかもしれませんが是非挑戦してみてください!

同じフレーズでもずらせば聴こえ方は変えれます

さて今回のテーマはここまでです。

シンプルなフレーズでも弾き始める位置をずらすだけで色んな聞こえ方に変化します。

もちろんフレーズによっては聴きやすい位置もありますし、全部をずらす必要もありません。

シンプルに弾くこともとても大事なことです。

ただ全体の1部分に今回のようなアイディアを盛り込むことでより演奏の幅広がると思います。

沢山のフレーズを覚えて使えるようにするのもギターの上達にとてもいいことだと思いますが今回のようなリズムに注目したものも普段の練習に取り入れてはいかがでしょうか?

上手く行かない、あってるのかイマイチわからない。もっとおすすめの練習法が知りたい!という方は筆者であるカールのプライベートレッスンを是非受けてみてください!

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オンラインレッスンも受け付けていますのでそちらもよければ!

それではまた次回!