【Musent】国産のおすすめのピックを紹介【Amazon限定】
- 2021.12.24
- 機材系

どうも!ギターを弾いているカールです。
こんかいのテーマはサウンドハウスでの取り扱いがなく通販では主にAmazonでしか購入できないおすすめのピックを紹介していこうかと思います。
筆者も実際に使用してみたのでそちらの感想も合わせて書いていきたいと思います!
Musent Pick
Musent(ミューゼント)は東海地区にあるレコーディングスタジオHome Grown Musicがプロデュースする現役ミュージシャンによるメーカーになります。
2014年に設立されて以降ギタークロスやピック、ケース等のミュージシャンが考案するミュージシャンの為の製品を販売しています。
今回紹介するカスタム プレイヤーズ ピック シリーズもミュージシャンに向けて作られたアイディアがたくさんありますのでまずはラインナップから見ていきましょう!
スモールティアドロップ(JAZZⅢシェイプ)
まず最初に紹介していくのはJAZZⅢシェイプのものです。
こちらは一般的なJAZZⅢと同じなのですがメーカー独自のこだわりがありまして
- Jim Dunlopなどの一般的なJAZZⅢよりも少し大きい
- JAZZⅢ XLよりも少し小さい
という点です。
「サイズ・厚み・グリップ感・弦に当たったときの抵抗感・サウンド」へのこだわりを持って製作されているとのことで特にサイズ感は非常に絶妙なものになっています。
厚みは0.6mm~1.5mmから6種類
素材も一般的なポリアセタール、セル、ポリアセタールに近いが少し硬いHPVC(硬質ポリ塩化ビニル)と3種類から選択できます。
トライアングル(おにぎり型)
2つ目はトライアングル型ですがこちらもJAZZⅢがと同じで
- Jim Dunlopなどの一般的なものよりも少し大きい
- スモールトライアングルよりも少し小さい
と絶妙なサイズ感です
厚みは0.5mm~1.2mmから6種類
素材はJAZZⅢのものと同じポリアセタール、セル、HPVCと新素材であるPPS(ポリフェニレンサルファイド)も1部の製品で採用されています。
PPSはナイロンに近いけど少し硬めの素材ということでナイロンでは柔らかすぎると感じる方にはこちらの素材を使用したものをおすすめします。
一般的なおにぎりでは少し大きくて細かい演奏ができない、小さいモデルでは安定しないという方に向けて作られたものになっています。
スタンダードモデル
最後に紹介するのは一般的なティアドロップ、トライアングルタイプのモデルです。
こちらは上記2つの絶妙なサイズ感とは異なりJim Dulopのピックのサイズをそのまま採用したものです。
ティアドロップに関してはやはり王道の物を使用しているというのが多いとのことでこちらを採用したのかと思いますしトライアングルでも普通のサイズのモデルを出してほしいというユーザーからの要望のもと製品化されたらしいです。
しかしただただ同じサイズというわけではなく、側面などの加工は日本での技術を駆使して「演奏性やサウンド、グリップ感」にこだわって制作されています。
どのラインナップも日本製でつくりの良さがわかります。
スタンダードシリーズの素材はポリアセタールのみです
厚さはどちらの形も0.6mm~1.2mmの6種類
一般的なモデルでありながらつくりの丁寧さや弾きやすさ、サウンドのこだわりが感じれるのがスタンダードモデルかとおもいます!
使用してみての感想
さてここからは筆者の個人的な意見をふんだんに盛り込んだ使用感を紹介していこうかと思います。
筆者が使用したのはポリアセタールのJAZZⅢシェイプとスモールトライアングルの2種類になります。
どちらも絶妙なサイズ感が売りのモデルになります。
まずジャズシェイプの方ですが
サイズ感 | ちょうどいい |
グリップ感 | 滑りにくい |
弦に当たった時の抜け感 | 普通~少ししっかり |
音質 | 幅広い |
といった感じかと思います。
サイズ感
筆者が普段使っているJim DunlopのJazzⅢと比較すると少しだけ大きいので細かいフレーズは弾きやすいのはもちろん、カッティングやストロークで不安になることもあまりありません。
個人的に中指にしまって指弾きをするのですが筆者の手の大きさだとちょうどフィットしていくれて手の中で転がらないのもいい点です。
グリップ感
握った時のグリップ感もなのですが下手に滑り止めのついているピックは逆にづれやすく感じるのですが、Musentの場合は特別滑り止めがあるわけでもなく一般的な握り心地で手の中でコントロールしやすいです。
個人的に感じるのはメーカー名やロゴマークの塗装がちょうど滑りにくい感じで好きです。
他のメーカーですと結構すぐに塗装がこすれてなくなったり、滑り止めがツルツルになるのですがMusentのピックの場合しばらく使っていても少しくすむ程度なのでピック自体の寿命が長いです。
弦に当たった時の抜け感
現に当たった時の抜け感ですが素材が一般的なポリアセタールの場合はあまり他のメーカーのとの差は感じません、セルの場合も同じかと思いますが、ピックの側面の加工が丁寧なため変な引っ掛かりや弾きにくさは感じません。
筆者は0.6~1mmのモデルを試しましたが0.6mmの薄さでも側面は丁寧な加工で気にならず弾けます。
音質
音質に関しても同様で劇的な変化はありませんが幅広く弾き手の思った音を出してくれるピックかと思います。
筆者の場合弱く弾くことも沢山あるんのでその時に変な高音域がキャッキャいうこともなく良くも悪くも普通の素材のままの音です。
以上のように特別すごいピックではないですが使い勝手は非常にいいものかと思います。
国産でつくりのいいピック 一度試してみてください!
さて今回のテーマはここまでです。
ピックはエレキギターを弾く場合ほとんどの方が使用するものです。
近年ハンドメイドの高級なピックもありますがそのピックでなければいけない!となっていしまうと維持や費用が少しかかってしまいます。
しかし今回紹介しているMusentoのピックは1枚当たり120円程度とサウンドハウスで買う一般的なピックよりもすこしたかいですが、寿命と作りの良さ、国産の安心感を考えると試してみる価値はあるかと思います!
少し値段は張りますがお試しのセットなどもありますので厚みで迷っている方は是非そちらも検討してみてはいかがでしょうか?
Musent スモール ティア ドロップ ピック | 5枚 お試し トライアル セット JAZZ タイプ 0.6-1.2 mm厚 ポリアセタール | MSSMTDPK0000-TRY-05P
山ほどあるピックですがMusentはその中でもかなり優れた部類に入ると思いますので皆さんの好きなピックの候補の1つに入る事を祈っています!
カール岡田のGuita’s Labでは今回のような記事のほかにも機材関係、速弾きに関するレッスンの記事等を公開してますのでこちらから読んでいただけると嬉しいです。
それではまた次回!
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