ギターのピッキングを上達させる工程を紹介します

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どうもギターを弾いているカールです。

今回はギターのピッキングの練習の際に上達するための工程を簡単に紹介していこうかと思います。

練習法はたくさんありますがどうやってその練習を自分のものにして上達につなげていくかを筆者の経験を思い出しながらまとめていければと思います。

それでは行ってみましょう

繰り返し弾く反復練習はとても大事ですが…

さっそく本題に入りましょう。基本的にあらゆる楽器、スポーツにも言えますが反復練習は非常に大事です。

弾きたいフレーズ、奏法なんでも繰り返し練習して身に着けていくのが基本です。

ピッキングも同様に繰り返し弾くことで上達していくのですが

ただ一生懸命弾いても変わりません

たくさん練習するにしても同じことを繰り返すだけでは上達があまり目に見えないことが多いです。

そこで上達するためのプロセスとして「意識」することを「無意識」にしていきます。

意識”を”無意識”に

さて胡散臭いビジネス本みたいなタイトルですがとても大事なことなので読んでもらえると嬉しいです。

今回のテーマのとても重要な部分にもなります。

意識していること増やしてそれらを無意識に行うことがピッキングの上達へのカギです。

意識すること

上達するためのプロセスとしてまず”意識”ですが、これは練習の際に考えていたり注意したりしていることです。

何も考えずにただ一生懸命弾いていてはあまり上達が見込めないと書きましたが、まずは”意識”してみる事が大事です。

ここでの”意識”を例としていくつか並べると

  • オルタネイトのキープ
  • アップとダウンの組み合わせ
  • ピックの角度
  • ピッキングの強さ
  • リズム

というのがピッキングにおいての”意識”の例です

これらを練習中に意識することがポイントになります。

練習の内容を濃くしていくという考え方でいいかと思います。

なんとなく練習しているフレーズも全くダメなわけではないですが、できているものに例にもあるピッキングの強さなど、”意識”をプラスの課題にして練習してみると同じフレーズも少し難易度があがります。

まずは今までの練習フレーズでいいので”意識”する事を1つ増やしてみましょう。

無意識にしていくこと

さて意識する事について簡単にまとめていきましたが次に”無意識”についてです。

先ほど書いたような練習での”意識”を意識しなくても自然と行えるようにするというのがここで書いている”無意識”です。

例えば

オルタネイトで弾く

自然とピッキングの強さに変化をつけている

フレーズによってのピッキングのアップダウンの効率を考えて弾いてその順番を自然と覚える

フレーズや速さによって自然とピックの角度が変わっている

リズムに合わせてピッキングする

といった具合に必要なことを自然に行えるようにするというのが上達へのポイントです。

ここで大事なのが何度も書きますが何も考えずに一生懸命弾くのではなく意識して繰り返し練習することです。

無意識を増やせばピッキングは上手くなります。

さて上達へのプロセスを簡単にまとめると

練習フレーズ決める

   

練習して弾けるようにする

   

意識する事(リズム、オルタネイト、角度etc...)を追加する

   

繰り返し練習して意識している事を無意識にする

   

意識する事を更に増やす

というのがざっくりですが練習の基本になるかなと思います。

筆者の場合ここまで効率よくはできませんでしたが今でもこれに近いことは行います。

意識、意識とうっとうしいかもしれませんが今までの練習に1つプラスの要素が加わるだけで上達速度は上がります。

意識して無意識を増やせばピッキングは必ず上手くなります。

良くプロの方が「ライブ中はあんまり何も考えていない」なんてコメントをしていますがそれは演奏するために必要なことを無意識に行っているだけで考えなくてもできるようにしているからです。

最終目標はこのプロセスを自然と行えるようになることです。

「あれ?上手くなった?」が体感できる練習法を是非取り入れてみてください!

今回の練習の考え方は当たり前の事なんですけどついつい忘れがちな事かなと思います。

筆者がレッスンをしてきた生徒さんの中でもたくさん練習して一生懸命な方ほど意識する事を忘れて同じことをただただ繰り返している方が多かったです。

練習するのはもちろん大事ですが少し弾くのを休憩して意識するべきことを再確認したり、なんとなくになっているのであれば意識する内容を追加して練習してみてはいかがでしょうか?

意識している事が無意識になるというのはステータスみたいに表示されないので明確な変化を確認するのは難しいですが、ある時急に無意識にできるようになっていて「あれ?なんか上手くなってない?」とサプライズ的な上達が期待できるのが今回の考え方の楽しみの1つでもあります。

まずは今までの練習フレーズ、曲、なんでも構いませんので”意識”する事を1つ追加してみましょう!

自分が意識できているかよくわからない。

意識していても上手く行かない…という方は是非1度カール岡田のレッスンを受けてみてください!

実際に見させていただいて直接アドバイスをさせていただきます。

オンラインレッスンも行っているのでお気軽にお問合せからご連絡ください!

今回のようなレッスン風のものから機材関係の事までカール岡田のGuitar’s LABでは様々な記事を取り扱っています。今回の記事がよかったと思った方は是非こちらからいろんな記事を読んでもらえると嬉しいです。

記事に関しての意見等もコメントからお待ちしています!

それではまた次回!