【小型ルーパーの決定版】TC ELECTRONIC / DITTO+を紹介

【小型ルーパーの決定版】TC ELECTRONIC / DITTO+を紹介

どうもカールです。

今回はTC ELECTRONIC から発売されたDITTO+ルーパーに関しての記事です。

足元にあると何かと便利なルーパーですが今回は筆者も使用している小型ルーパーの決定版を紹介していきたいと思います!

TC ELECTRONIC / DITTO+とは

サウンドハウスで探す

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こちらが今回紹介するTC ELECTRONICのDitto+になります

小型のチューナーやリバーブ等を発売したことにより人気が再燃した老舗のエフェクターメーカーですがルーパーも人気商品です。

前身モデルのDitto Looperが非常に人気で国内外問わず様々なミュージシャンの足元に置かれていましたが去年になり大幅なアップデートが行われました

まずは簡単な概要から紹介していきたいと思います。

Ditto+の主な特徴

まずはルーパーとしての機能ですがTC Electoronicのホームページによりますと

  • 最大60分のループタイム
  • 99のループスロット
  • ハイレゾカラーディスプレイ
  • ループをさらに拡張するExtendループ機能
  • USB経由でのループエクスポート/インポート
  • 無制限のオーバーダブ
  • Undo、Redo機能
  • 24bitの非圧縮オーディオ
  • アナログ-ドライ-スルー設計
  • OFF時に原音を損なわないトゥルーバイパス設計

というのが主な特徴です。

前身モデルのDitto Looperと比較しますと

  • カラーディスプレイの搭載
  • ループ時間が5分→60分と大幅に増加
  • 99のループスロットをいつでも呼び出しが可能
  • ループを拡張できるExtendループ機能

がDitto+が魅力になってくるかと思います。

カラーディスプレイの搭載

Ditto+では前身モデルにはなかったカラーディスプレイが搭載されています。

このディスプレイでは

  • 99のスロットの何番目か
  • ループ時間
  • オーバーダブ

が1目でわかるように表記されています

輝度も高く非常に見やすいので大変重宝しています。

もはやDAWソフト?60分ものループ時間

前身モデルでは最大5分でしたがDitto+では最大60分ものループが可能になります。

1曲どころか20曲でもループできてしまう長さですね(笑)

さすがにここまでは使わないかもしれませんがマルチエフェクターなどについているルーパーは30秒程度とどうしても短くアドリブ練習などで12小節ブルースやジャズの進行など少し長いものですと途中でループが再生されてしまった…

なんて方もいたかもしれませんがDitto+ではそんな心配はありません。

またUSB接続でループしているものをパソコンに保存できるので曲のリハーサル中などに曲のアイディアができた場合はDitto+に保存しておいて自宅でパソコンに保存。DAW上で作曲していくなんてことも可能です!

99のループスロット

Ditto+にはスロットというメモリが存在し1つのループをいちいち消す必要がなくなりました。

アドリブ練習用に何種類かのループパターンを保存しておけば番号を切り替えてフットスイッチを押せばそのループが再生されます。

また先ほども書いたようにアイディアを保存しておけるのでいいフレーズを思いついたらとりあえずルーパーに保存なんてことも可能です。

99もあるのでメモリの心配も必要ありません。

Extendループ機能

新機能として搭載されたExtendループは今までのルーパーにはない機能になります

はじめに作ったループパターンからオーバーダブする際に思っていたよりも短くて最初からやり直しということが今までにあったかもしれませんが、Extendループではやり直しを行う必要がなくなります。

例えば2秒のループを弾いた後に4秒のオーバーダブを行おうとした場合ルーパー側が元のループを自動で繰り返してくれます。

こうすることで4秒のループに自動で切り替わってくれるという機能です。

操作性

筆者の個人的意見ですがコンパクトな個体のわりにフットスイッチは押しやすくストップ、削除等も簡単です。

操作は過去のモデルと同じでフットスイッチを

  • 1回押せばREC
  • もう一度押せばループスタート
  • ループ中にもう一度押すとオーバーダブ
  • ループ中に2回押せばストップ
  • 長押しで削除
  • オーバーダブ中に長押しでUNDO
  • UNDO後に長押しでREDO

というように複雑なことはないので説明書がなくても簡単に操作できるのできます

思いついたときにすぐ使用出来るのはありがたいですね。

フットスイッチも重すぎないので2回連続で押す際も簡単にできます。

つまみはボリュームのみですが小さな個体でも使いやすい位置にあるので気軽に調節できるのはありがたいです。

軽量、コンパクトで足元にあっても邪魔にならない小さなコンピューター

小さな個体にミュージシャンの欲しい機能が盛りだくさんのDitto+の紹介を今回はしていきました。

ボード内でも邪魔にならずに気軽に使用できますし、自宅での練習用にボードの外に置いておくのもいいかもしれません。

Ditto+は海外の機材総合サイトmusicraderの【The 10 best new effects of 2021】というエフェクターの年間ベストランキングでも1位を獲得しています!

価格は前身モデルよりも高くなっておりサウンドハウスでは¥17,800となっていますがそれだけの価値、機能があると筆者は思っています!

練習用、ライブ用、作曲用と用途は多義にわたりますので是非チェックしてみてください!

今回の記事以外にも機材関係の記事はたくさんありますので是非こちらからチェックしてみてください!

それではまた次回!