ギター弦の太さを変える時は合わせて”ここ”も調整してください!
- 2022.03.05
- 機材系

どうもカールです。
今回はギターの弦の交換時に気を付けたいこととしてゲージが変わった際に気を付けた方が良いことをまとめていければと思います。
基本的なリペアは簡単に紹介しておいて今回は筆者が実際に体感したものをメインに書いていければと思います。
それでは早速行ってみましょう!
弦の太さを変えた時にやること

リペア的な部分を簡単にまとめると
- ネックの反りの調節
- トレモロ系はブリッジの浮きを調節
- オクターブピッチの調節
- ナットの溝調節(設定より太くなった場合)
プロに任せた方が無難な部分も多いですが様々なサイトで書かれている内容は上記のものが多いと思います。
実際に筆者自身もネックやブリッジなどの調節は行います(ナットに関しては工具がないためリペアの方にお願いします)
しかし意外と書かれていないことが1つありまして今回はその部分を詳しく書いていきたいと思います。
ピックアップの高さ
リペアの部分で意外と見逃しがちなのがピックアップの高さです。
基本的にはよっぽど近い、遠い以外では悪影響がないのですがたった1mmでも音が変わるのがピックアップです。
弦の太さが変われば当然音に影響が出ます。
弦の太さは
細い→音量が小さい(アウトプットが低い)
太い→音量が大きい(アウトプットが小さい)
という傾向にあります。
なので細い弦でちょうどいいピックアップの高さになっている場合ゲージを太く変えるとブーミーでぼそぼそしたサウンドになりやすいです。
弦をゲージを変えたらピックアップの高さも微調整した方が弦のゲージを変えた意味が出てきます
細い弦でちょうどいいピックアップの高さになっている場合ゲージを太く変えるとブーミーでぼそぼそしたサウンドになりやすいです。
逆に太い弦から細い弦に変えた場合は弦自体の出力が落ちるので太い弦の時には拾っていた弦のおいしい成分が拾われなくなってしまいます。
弦を細くした場合に音が細くなったように感じる1つの原因がピックアップの高さにあると思います。
まとめると
弦を細くした時⇒ピックアップを弦に近づける
弦を太くした場合⇒ピックアップを弦から離す
というのが今回の記事で最も伝えたいことです。
ほんの少しの工夫でギターの出音は良くなる可能性があります!
さて今回は短いですがここまでです。
基本的に筆者はセットアップのプロではありませんので実際に自分で調節した際に感じたことを書いています。
ピックアップの高さは人それぞれですので必ず今回の記事に書いたことを実践する必要はあえりませんがセッティングの参考になればと思います。
エフェクターやアンプ、ギター本体等、ギターの音作りには様々な要因があります。
アンプやエフェクターのようにガラッと変わるわけではないですが、ギター本体の微妙なセッティングは弾きやすさはもちろんサウンドに影響がありますので音作りが上手く行かない時はギター本体から見直してはいかがでしょうか?
それではまた次回。
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