もっと早くやっておけばよかった..ギター練習法
- 2022.07.03
- 練習法

どうもカールです。
今回は久しぶりに練習法についての記事です。
カール岡田のGuitar’s LABではおすすめの練習法などをいくつか紹介していますが今回は筆者自身が”もっと早くやっておけばよかった…”と感じた練習中のひと手間を紹介していきたいかと思います。
取り組むのはそこまで難しくもなくシンプルなものですがやっていたかそうでないかでかなり変わったなと思った練習法なので是非最後まで読んでいただいて実際に取り組んでみてください!
やっておけばよかった練習法:自分の演奏を録音する事

さて筆者自身がやっておけばよかったなと思った練習法ですが非常にシンプルで
自分の演奏を録音して聴き返す
というものです。
アドリブ練習や曲、自分の弾きたいフレーズやリズムを録音して聴くという練習法です。
練習にたいしてのひと手間といった方が良いかもしれませんね。
ただ録音するしたものを聴くだけでもかなり効果はあります。
なぜ録音することが大事なのか
自分の練習を録音するというのをもっと早くやっておけばよかったと後悔している筆者ですが
なぜ録音することが大事なのか?というのをまとめていきます。
録音する意味は
自分自身の演奏を客観的に聴くためです。
普段練習や演奏している際に意識している事は主に
- 周りの音
- 自分がこれから弾くフレーズの事
この辺がメインかと思います。
なので自分の演奏を聴くというよりも周りに合わせてどう演奏するか、自分の次のフレーズをどうするか?に意識が行っていて自分のギターから発せられた音を確認しているというわけではないのです。
実際にどう弾いていたかはその瞬間にはわからないのであとからしっかり確認するのが重要になってくるというわけです。
録音した演奏の何を確認しているのか?
次に自分の演奏を録音した際、主に何を確認したいかをまとめていきます。
録音した自分の演奏の中で
- 自分の出しているリズムと周りの演奏が合わさっているか
- ピッチ感
- フレーズの構成
- 右手と左手のシンクロ
などを主に確認していければいいかなと思います。
周りに対してリズムがしっかりと合わさっているのか?
まずは演奏の基本でもあるリズムです。
演奏中はしっかりと合わせていると思っていても実際は周りよりも走っているなんてことがよくあります。
筆者も走っていしまうタイプのギタリストなので聞き直すと結構ドラムやベースよりも前にいることがあります。
全体的にドライブ感を出すために他のメンバーよりも前にいることは演奏のアイディアとしてありかと思いますが他のメンバーとジャストのタイミングで演奏していると思い込んで、意識せずに前にいる場合は自分のリズム感を改めて考え直さないといけないと筆者は考えています。
まずは自分のリズム感がバンドやバッキングトラックに対して本当にいい位置にいるのか?より良くするためにはどの位置にいるべきか?を自身の演奏を聴き返しながら確認してみることが大事かと思います。
フレーズ等のピッチはあっているか?
こちらも周りと比べることになりますが演奏しているピッチ感は他の楽器とあっているのかも確認してみましょう。
ギターは力が過度に入りすぎると簡単にピッチは上がってしまいます。
せっかく弾けてるフレーズやバッキングも力の入りすぎでピッチが上がってしまっていてはもったいないのでピッチ感もしっかり確認してみましょう!
アドリブ演奏は全体の構成を確認してみましょう
アドリブなどでの演奏はやはりスリルがあって楽しいですし挑戦し甲斐がありますがその場で弾いて終わりというよりは演奏を聞き直してみることがさらなる成長につながると思います。
先に書いたリズムなども合わせて全体の構成も確認してみましょう!
アドリブでよくあるもったいない点としてスケールを追うのが精いっぱいになり淡泊な演奏になってしまっていることです。
バッキングトラック等での練習でも、実際のステージでもアドリブ演奏ではストーリーをもって弾けるとさらに楽しくなると思いますので是非アドリブ等でのフレーズの構成も録音して確認してみてください!
実際にどういう風に録音するのが良いのか?
さてここまでは何故録音するのか?録音するなら何を確認するのか?について解説していきました。
ここからは録音する機材や必要な物を簡単にまとめていきます。
音が出せる環境ならスマホで十分!
基本的にリハーサルや演奏のステージ、自宅の練習でも音が出せる環境であればスマホの録音機能でも十分高音質で録音できます。
アンプやスピーカーに近づけすぎると音がつぶれてしまいますし、ギターアンプの上だと肝心の自分の音がこもって聞き取りづらかったりなんで位置だけ少し工夫しましょう。
より高音質、スマホを別で使う場合はハンディレコーダーという選択肢もあり!
スマホでも十分と書きましたが
- 動画用に遠目にスマホを置く
- 練習の時にクリックやバッキングトラックを流すために使う
などの目的でスマホの録音機能が使えない場合にはハンディレコーダーの使用がおすすめです!

演奏等向けに収音できる音量の幅が広いものも発売されていますので音がつぶれるようなことはありません!
価格は1万2千円程度と録音するためにだけ買うのは少し…と思うかもしれません
しかし2~3時間のリハーサルや1時間のステージなどを丸ごと長時間の録音が可能なので先に録音ボタンを押しておけばスマホをポケットに入れっぱなしで録音するのを忘れてしまうなどのミスを減らせるかと思います。
より詳しく確認したい場合はDAWソフトを活用してみましょう!
自宅であまり音が出せない、自分のサウンドや弾き方をより詳しくチェックしたい場合はDAWソフトで録音して確認してみましょう。
ギターのみの音も確認できるので自分のリズム感やノリの確認などには個別で聞ける環境はプラスになると思います。
また疑似レコーディング的な感じで緊張感が持てるので実践に近い練習が可能です。
DAWの環境を整えるのは費用が掛かりますが現在環境が整っている方は是非練習のアイディアに取り入れてみてみましょう!
録音の癖をつければレベルアップの手助けになること間違いなしです!
さて今回のテーマはここまでです。
自分の演奏を録音するのは恥ずかしかったりであまり気が乗らないかもしれませんがどんな環境でもいいので自分の演奏と向き合うことは自身の現状を客観的に見れるので是非取り入れていただきたいと思います。
癖づけるのは少し時間が掛かるかもしれませんが、一度癖づけてしまえば必ずレベルアップにつながると思いますので取り入れていきましょう!
それではまた次回!
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